ドラマのモデルにもなっている介護施設
パンをお昼に食べましたが、とても美味しかったです!!
『ぐるんとびー』に行って参りました。
ぐるんとびーの意味はデンマークの宗教家、教育家、詩人から来ており、「外で失ったものを内で取り戻す」べく、独自の国民高等学校を創設したことで、
今日のデンマークを築いた第一人者から来ています。
菅原さんもデンマークで過ごした事もあり
名前の由来だそうです。
ぐるんとびーと言えば、96歳のおじいさんに
ラーメンを食べさせてSNSで炎上しました。
『次は天丼くいたい!』『天丼はないっす!ラーメンなら作れます』『じゃあ、ラーメン!』えっと、夜中3時半。
— 菅原健介@ぐるんとびー (@KensukeGru) May 20, 2020
10日前まで半年間、ずっと病院でペースト食だった反動なのか、ほんっとに美味しいみたい。食べることは生きることだと教えてくださってる。 pic.twitter.com/StAUphETK5
現在の介護施設では考えられない事ですが、
個人的にはとても面白いと感じてしまいました。
96歳のおじいさんの寿命を考える時に
何が幸せなのか?
有料老人ホームや病院、デイサービスでも食事の時間は決まっています。
施設では早番の人と夜勤の人が起床した後に食事介助をします。
平日も休日も関係なく、朝7時30分からご飯を食べます。
働いていて、自分が毎日朝のご飯を食べないのに高齢者の方は自由がないと思いました。
『ぐるんとびー』では食事の時間も一人一人調整されていますし、本当に自由な施設だと思いました。
そして、その自由な施設ほど徹底した基本のケアをしていると思いました。
認知症に対するケアの仕方は
ユマにチュードではなく、『空気感』
この言葉は本当に大事だと思いました。
言葉でもなく、空気感。
これは高齢者だけではなく空気感というものは
過ごす上で非常に大事だと思いました。
『ぐるんとびー』はメディアで派手にみえますが…、
きちんと、基本のケアの積み重ねがなせる事だと思いました。
その結果、地域活動が素晴らしくなり利用者さんがイキイキとしていると思いました。
利用者の自由が多いからこそ職員の皆さんや地域の皆さんが土台で支えていると思いました。
今後、さらに高齢化しますが、
『ぐるんとびー』のような素敵な施設が増えてほしいと心から思いました。