私はあまりドイツの政治家が好きでなく、多少変な事言う政治家がいてももう慣れでそんな驚きもしないのですが。
さすがに驚いた

という事が最近ありました。



ドイツで有名な"緑の党" というのがあり、若者に人気なんですけど。
その党の政治家の1人が、"国民は戸建て住宅を持つべきでない" っとオフィッシャルに発言したのです。
エネルギー消費の観点から戸建て住宅は作るべきでなく、減少するような法案を作るべきだと
読んだ時に、本当に大人の発言か



っと思ったのですが。少し後に、もしやこの政治家、もう戸建てをいくつか所有していて、将来の不動産価格のつり上げの為にこんなことを言い出したのかな?

っと思ったのですが、これを読んだ次の日位に、早速、彼が少なくとも一件の戸建て不動産を持っているという記事が出ていました。
その後、"エネルギーの為にと思ったんだ~。集合住宅に皆住めばその方が環境に良い~"
っと言ってるらしいですけど。じゃ、あなたの家売ったら良いじゃん!です

良いと思うなら他人に強要せず、自分がまずやれば?ってものすごく普通です。
ドイツの政治家は、特に緑の党、SPDなど。環境、増税、貧困救済を掲げていますが。自分達は特別例外で、その他の国民に強要という旧ユーゴスラビア? ソビエト連邦? もびっくりな思想が凄いです。
税金に関しても、政治家並みの年収20万ユーロ以上で日本より、税金が安い。
それなのに平均所得から、政治家以下の年収で日本より全然高い。有名な"ドイツの高い税金"です。
低所得に減税を、社会福祉をという名目でカバーをしているのがCDUと連立を組んでるSPDですが、カバーし過ぎて、もうミュンヘンの生活保護何て4人家族で月約3800EUR(45万円位)という記事をみました。
シングルマザーの保護も名目に使ってますけど。特別給付金を色んな役所から出させて、さらに減税措置。働かなくても、ドイツ全体の平均で約2000EUR (約25万位) 給付されるシステムを作り上げました。 ドイツの女性平均給与は3200EUR 税引き後に2000EUR程度なのですが、多くの場合人口比率で多い給与は1500程度なので、多くの人を片親なら働かない方が経済的には良い状態にしたことになります。
ここ迄して何がやりたいの?

っというと。
私の友人達の意見は、様々で。
可哀想な人は救わなければいけない。ドイツは社会福祉に力を入れている国←これが多数
ドイツの政治家は本当にバカで何も考えていない。庶民の暮らしをわかっていない。政治と国民の生活に隔たりが大きい。←これも結構いる
私の意見は、全て増税に向けての言い訳だと思うのです。
別に人が思う程、政治家は愚かでないし。ボランティア精神もなく、普通に資金を増やしたいだけだと思うのです。
コロナ前に黒字黒字と言われ、減税が叫ばれるドイツで何故、いつまでたっても減税されないのか、国民への還元率が悪くなる一方(国民年金、国民保険など)
大義名分も続かないと思ったら、コロナという大義が来てしまいました。
SPDはコロナsoli(コロナ復興税)を早速提案しました。
また、ドイツ銀行からはテレワーク税も提案
テレワーク税なんて、普通に考えたら。ぽかん
え?何それ? です。

曰く、家で仕事をする人はしない人に比べてずるいから税金!
増税って、失業者や貧しい人に税金は使われますといえば聞こえがいいですが、
ここに、"おそらくそう使われますが、まず国が全てを徴収して吟味した結果そうするかもしれないし、他に使うかも。"っとあるがままに言えば途端に怪しくなります。
緑の党といえばクリーンのイメージを日本で持たれてもいるみたいですけど。
ベルリンの平和の少女像の撤去に反対したのは緑の党とSPDです。
緑の党のローラ バウアーは名指しで日本政府を批判してます。ドイツへ日本政府が圧力をかけてきたドイツは屈するべきでない、女性の権利は守られるべきっと。
この言い方ってまるで日本が政府の圧力が強く、女性侵害の国のようです。事実そう思って、主張してるんでしょうね。この発言だけとれば、AFDよりよっぽど人種差別的です。
ドイツを1つに統一に、っと言いつつ。他の目的のあったヒットラーの演説力ばりに、演説力のある緑の党とSPDです。
支持率がどんどん増しているこの2党ですが、戸建て禁止。平和の少女の像の断固キープなど
おかしな発言が目につきます。
毎回、戸建て購入は老後の事前準備にも繋がるなどFDPが普通の事を反論しますが、政党の全体的にみた支持率は低いです。