世田谷区松原の閑静な住宅街のど真ん中に「茶そば」専門という珍しい蕎麦屋があります。
しかも創業は90年前。現在の店主は1951年生まれの4代目という大老舗です。
蕎麦が大好きだった三遊亭圓龍師匠の本「円龍のそば行脚」にも掲載されています。
圓龍師匠は圓生の最後の直弟子でしたが昨年の8月に82歳でお亡くなりになりました。
師匠の紹介したこのお店「茶そば いな垣」の冒頭に
初めての方、無事お店に辿り着けることをお祈りします
と、あります。蕎麦屋らしくないこの佇まい。紹介文の殆どが店に着くまでの苦労と不安だったので相当参ってしまったのでしょうね笑
今は、スマホで簡単に道順を検索できますよね。
55坪の敷地に30坪の店舗。池には錦鯉が泳いでいます。
先ずは玉子焼きと剣菱のお燗。
甘めの玉子焼きは東京の老舗蕎麦屋の定番の味。
絶品なのはこの「かき揚げ」。桜エビ、いか、白身魚など色々とミックス。
茶そばの登場。
細打ちの綺麗な蕎麦。さらしなの蕎麦粉に京都・宇治の小山園の抹茶を練り込んでいます。
カツオとサバの混合節で採ったダシでツユを作っています。
抹茶の配合率は試行錯誤して現在のバランスに辿り着いたようです。
銀座の店は閉店し、現在はここと浜田山の2店舗のみ。茶そば専門は銀座での創業時代から続いています。









