駒沢ちらし ~ 桃太郎すし/駒沢   | こなもんや三度笠

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 駒沢オリンピック公園。1964年の東京オリンピックの第2会場しとて使用された施設を中心に運動公園として近隣の目黒区民や世田谷区民の憩いの場所として人気です。その駒澤オリンピック公園のすぐ近く。駒沢通りに面した所に〝桃太郎すし 駒沢店〟があります。

〝桃太郎すし〟。昭和55年に高円寺駅の近くに創業。当時の寿司屋の会計は不明朗。お店の請求通りに支払いをしていたので、お客さまは請求書を見るまでビクビク、ドキドキ。それを価格別〝皿売り〟にして明朗会計にしたのが桃太郎すし。回らない回転寿司です。明朗会計が消費者の圧倒的支持を受けて急成長。現在、都内に6か店あります。ワタシも隣駅の阿佐ヶ谷勤務時代によく行きました。面白い板さんから、〝シャコ(蝦蛄)のにぎりは英語でガレージって言うのですよ〟と教えてくれたのも桃太郎すし。

 

駒沢店名物の〝駒沢ちらし〟。酢飯ににぎりのネタがいっぱい盛られて1,000円。

 関東以外に居住の方々はこれを〝ちらし寿司〟と言われると困惑するかもしれませんね。ちらし寿司は具を酢飯に混ぜた寿司を言いますよね。元々、ちらし寿司の発祥は江戸時代の岡山藩が作った〝ばら寿司〟。これが全国に広まって各地で〝五目寿司〟などのちらし寿司になりました。桃太郎すしのちらし寿司は江戸時代後期に出来た〝江戸前にぎり〟の具を明治時代以降に酢飯の上にちらした〝江戸前ちらし〟です。

ランチには、サラダと茶わん蒸しも付いてきます。

100円足すと、通常300円の具だくさんあら汁も付いてきます。

〝桃太郎伝説〟の発祥の地の岡山。桃太郎すし駒沢店の〝駒沢ちらし〟はばらずしではなく見事な江戸前ちらし。かく言うワタシの祖母も岡山出身です。なにか❔(笑)