ハチミツは花の種類によって味や香りが異なります。
ハチミツを味見して何の花かを当てることは難しいですが、食べ比べると違いが分かります。
なのに、パートさんったら
「あんなのフレーバーで香りを付けてるだけ。味なんかみんな同じ。」
いくら味の違いを説明しても信じようとしません。
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ほんまもん(本物)のハチミツは高価だから、食べ比べたことないだけやろ?
悔しかったので、三種の単花蜜(一種類の花の蜜)を買ってきました。
左から
グアテマラ産 コーヒー蜂蜜
ベルギー産 アカシア蜂蜜
イタリア産 アカシア蜂蜜
左のコーヒー蜂蜜は、香りは控え目ですが、酸味があって微かに苦味が感じられます。
アカシア蜂蜜は、いかにもハチミツという香りで、さっぱりとした甘さです。
レモン、山椒などの単花蜜も独特の味がします。
そこで生じる疑問は、いろんな花が咲いていたら単花蜜は有り得ないのでは?
ということ
これには、蜜蜂の習性が関係していて、一つの花から蜜を採集すると、可能な限り同じ種類の花の蜜を集めようとするそうです。(訪花の一定性)
ただ、全てが単一の花から蜜を採集するとは限らず、蜜の材料となる花が複数あるときは百花蜜になります。
人が単花蜜をブレンドしたときも百花蜜になります。
なお、ハチミツの中にはボツリヌス菌が含まれていることがあり、乳児ボツリヌス症の危険があるので1歳未満の乳児にハチミツを与えてはいけません。
加熱(煮沸)殺菌も難しいようです。
昔からそうだっけ?
と思って調べたら、厚生省が通達を出したのが昭和62年でした。
参考:Wikipedia

