受話器のコードは緩んでないし、テレホンコードも壁のジャックにしっかりついています。
かれこれ二十五年は使っていたので、これは寿命と思い、早速新しい電話機を買いに走りました。
電話急げ!です。
取りあえず通話できて、数件の電話番号を登録できれば十分なので安い機種を選びました。
さて、帰ってきて新しい電話機をセットします。
おや?受話器を上げても『プー』と言わない。(『ツー』だっけ?)
いろんなところを点検し直し、寝室に原因があることが判明しました。
IP電話なので外からの電話線をいったん寝室の機械で受けます。
その機械から引っ張った電話線を寝室の壁に設けたジャックに差し込むと、電話機のあるリビングに繋がるようになっています。
寝室の差し込みが緩んだのは嫁鬼の仕業です。
断言できるのは、家庭内別居をしている私が絶対に入らない寝室だから。
掃除をするとき掃除機を乱暴に扱い、吸い込み口のヘッドでそこら中をしばきまくった結果、電話線が緩んだようです。
古い電話機は故障していなかったのです。
電話機代の六千円返せ!

