東京オリンピックのピクトグラムをデザインした12人の若手デザイナーが著作権を放棄させられた件。
ピクトグラム制作の責任者であった勝見氏はデザイナーに「あなた方は素晴らしい仕事をしたが、これは社会に還元すべき」として著作権を放棄させました。
美談といえばそれまでなのですが…。
気になって報酬を調べてみたら、競技の観戦チケットなどの現物支給であったそうです。
ほとんど無報酬かよ?
お役所は一般人の知的財産とか労力のような形のないものに対価を支払いませんね、昔も今も。
2013年にも大阪市の天王寺区役所が、地下鉄の広報デザインを無報酬で公募して袋叩きにあい、無報酬公募を取り下げました。
こんなことばかり。
そうかと思うと、身内には多額の報酬が支払われてますよね。
(パクリエンブレムは契約成立しなかったかもしれないですけど、エンブレムの件に限らず全般的にね。報酬自体は少ないかもしれないけれど、法外な金が入るようなシステムになっていたり…。)
結局、お国のためとか、国民に元気を届けるためなどと言って大勢をただ働きさせておいて、内輪で儲けようっていうだけでしょ?
新国立競技場の建設費が1550億円?
東日本大震災の復興や原発事故が収束していない状態で?
順番が間違ってない?