いつの世も女性の夢はいつも同じ?夫に大切に愛されて子宝に恵まれて、生活は苦もなく楽しい毎日。
姿はそういつまでも若く美しくー。


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吸血鬼伝説のモデル、血の伯爵夫人として有名な16世紀の連続殺人者・伯爵夫人エリザベート・バートリ。


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彼女は自らの美と若さを保つために、600人余りの若い娘を惨殺して、その血で湯浴みをした。






女性ならいつまでも綺麗でいたいのは当然のこと。美しさを求めて、美容業界の門をくぐる女性は後を絶たないニコ


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永遠の美を求めるエリザベートの気持ちも女なら少し分かる気も。。
 
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エリザベート・バートリは、ハンガリーの小カルパチア山脈に囲まれた奥深い城中で1560年生まれました。

ルネサンスから取り残されたこの地方にはまだ暗い中世の雰囲気が残っており、森には狼や妖術使いや魔女が毒草を摘んでいた。



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(25歳当時のエリザベート・バートリ)


エリザベートの生家はハプスブルグ王家につながる、ハンガリー屈指の名門バートリ家でした。

バートリ家は、トランシルバニア王、ポーランド王を輩出した名家だったが、莫大な財産と広大な領土を受け継ぐため近親結婚を重ねたので痛風、癲癇、狂気など病気も受け継がれしまった。 

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エリザベートも昔から頭痛持ちで感情の起伏が激しく、エキセントリックな性格をしていたと言われています。




家系には狂人や叔父は悪魔崇拝者、色情狂の叔母クララなどの変質者が多かった

エリザベートは蝶よ花よと育てられ、15歳の時古い軍人の家柄であるフェレンツ・ナダスティに嫁いでからエリザベートの生活は一変する。

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(今もうらさみしいチェイテ城)

口うるさい姑と戦争で留守がちな夫。人里離れたチェイテ城で、華やかな社交生活もない孤独で退屈な日々を強いられたエリザベート

そんなエリザベートの楽しみはただ一つ、鏡の前に何時間も座り、ありったけのドレスや宝石を次々身に付けて、ひたすら自分の美を磨き練りあげることだった。













夫フェレンツ・ナダスティは英雄として有名だったが、同時にその残虐さでも有名だった。

エリザベートはラテン語・ギリシア語などの読み書きもできる教養豊かな女性で、戦争で留守がちな夫に代わって城と数百ホルドの領地を管理した。




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しかし長い不妊のあと続けて6人の子を産むとエリザベートの美貌に陰りが見え始めた。

1606年に夫が亡くなるとエリザベートはチェイテ城に引きこもった。


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ある朝のこと、いつものように鏡の前で髪をすかせていたエリザベートは新入りね侍女の不器用な手つきにカッとなり、侍女の頬を平手打ちした。 



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その時侍女の血がエリザベートの手にかかってしまった。何気なく見ていると血の付いていた部分の肌がスベスベして瑞々しい肌になったように感じる。。

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そうか、若い娘の血だったのだ
そしてわけもなく若い女が憎い。。




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(有名な拷問器具、鉄の処女)


エリザベートはやがて下級貴族の娘を「礼儀作法を習わせる」と誘い出し、残虐行為は貴族の娘にも及ぶようになった。

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残虐行為は惨く、歳若い娘を「鉄の処女」で殺し、その血を浴びたり、拷問器具で指を切断し苦痛な表情を見て笑ったり、使用人に命じ娘の皮膚を切り裂いたりして楽しんでいた。


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城の地下にある土牢には若い娘たちが集められ、豪華な食事を与えられた。栄養を摂り娘たちが太れば太るほど大量の血液が得られるし、娘たちが健康であればあるほど、美容上の効果がらあると信じ込んでいた。



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しかし次第に生贄の娘たちを手に入れるのが難しくなってきた。短期間に集められ、城に上がった何百人の娘たちは一体どうなったのか?しだいに不穏な噂が広まっていった

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そしてエリザベートの努力も虚しく、老いは刻々とエリザベートの美貌を侵し続けた。
増えた白髪や小皺や肌のたるみと不毛な戦い続けるエリザベート。


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しかしどんな饗宴にも終わりは訪れる。


地元の牧師の告発により、役人達は薄々事態に気付いていたが、バートリ家の名誉を考慮し、内密にしていた。


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しかし生贄の娘たちが見つからなくなり、エリザベートが貴族の娘にも手を伸ばしたことで、ハンガリー王家でもこの事件が噂され始め、1610年に監禁されていた娘の1人が脱走したことにより、ついに捜査が行われることになった


1610年大晦日、チェイテ城に入った役人達は、多くの残虐行為が行われた血まみれの死体と衰弱した若干の生存者を発見した。
また、城のあちこちに多くの死体が埋められていることも後に明らかになった。





実はエリザベートは役人たちがやってくることを事前に知っていた。
もはや避けられない運命ならば、せめて最後はできるだけ壮絶に華やかにいたい。

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エリザベートは高貴な身分のため、死刑を免れ、扉と窓を漆喰で塗り塞いだチェイテ城の自身の寝室に生涯幽閉されることが決まった。






その屋上には、彼女が本来であれば死刑に処せられるべき重罪人であることを示すために絞首台が設置された。




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わずかに1日1回食物を差し入れるための小窓だけを残し、扉も窓もすべて厳重に塗り塞がれた暗黒の寝室の中で、彼女はなお3年半にわたって生き長らえました。



そして、1614年8月21日、食物の差し入れ用の小窓から寝室をのぞいた監視係の兵士により、彼女の死亡が確認されました。



ただ一つ残された愛用の鏡だけを手にしたエリザベートは最後の最後まで犯した罪を悔いることも改心することもなかった。



エリザベートには最後まで理解できなかった。なぜ高貴な身分である自分が罪に問われなければいけないのか。


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エリザベートは54歳で世を去った。


排泄物や汚物にまみれたその肉体は子供のように軽くなり、かつてあれほどまでに大切にしていた美貌は見る影もなかった。


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エリザベートのことを思う時、私もまたわけもなく憎いのかもしれません。若い女が若いというそのことだけで。