ハマったゲームたち(5) | ころころな趣味。

ころころな趣味。

ゲーム、化学、牛フタ、道路標識、クルマ、生き物、風景、カメラなどなど…
色々な趣味に関してころころとネタを変えながら、毎日更新していくブログです。
ごゆっくりどうぞ♪

今回もレースゲームです!
前回ご紹介した『チョロQ!』と共に、僕が初めて遊んだレースゲームとなっているのが、今回ご紹介するソフトです!
 
 
 

 

No.005
エム・ティー・オー
ジーティーキューブ
2003年発売
ハード:ゲームキューブ(任天堂)
関連ソフト:GTプロシリーズ、アドバンスGTA、アドバンスGT2
初プレイ:幼稚園~小学1年生頃
 
前回紹介した『チョロQ!』とは打って変わってリアル志向なレースゲームでございます。
その名も、GT CUBE(ジーティーキューブ)という、ゲームキューブ専用ソフトらしさを感じさせるタイトルです。
 
リアル志向とは言っても、レースゲームの雄;『グランツーリスモ』シリーズのような挙動まで実車のようなリアリティを再現したガチガチの本格派のレースゲームというわけでもなく、ファミリー向けの任天堂ならではの、レースゲームガチ勢の人でなくともとっつきやすい、爽快感抜群の挙動がこのゲームの売りでもあり特徴でもあります。
いうなれば、コミカルとリアルの折衷のような雰囲気といった具合でしょうか。
クルマのグラフィックも、“トゥーンシェード”と呼ばれるアニメチックな処理が施されているのも、コミカルさを強調した面と言えるでしょう。それでいて、グラフィックの細かな作りこみは実車さながら!
パッケージ裏のキャッチコピーにもある通り、見事に『“リアル”と“トゥーンシェード”の融合!』が実現しています。
 
少し練習すれば自由自在に操縦出来て、スピード感爽快感が素晴らしい挙動と、様々な国内メーカーの多種多様なジャンルのクルマが登場するという車種のバリエーションの豊富さに、子供の頃の僕はすっかりはまってしまいまして、小学校低学年の頃の僕にとっては、レースゲームと言えば『チョロQ!』と『GT CUBE』でした笑
一般道のレースコースも数多いため(というかそっちがメイン)、レースに飽きたら一般道をドライブするようにゆっくり運転するという“ごっこ遊び”もよくやっていました笑
そんな思い出のゲームが、こちら『GT CUBE』でございます!
 
 
 
★ゲームシステム★

このゲームの最終目的は、チャンピオンシップモードで全てのレースを優勝すること。

レースで勝利するごとにトロフィーやパーツ、クルマが貰えるので、それらを全てコンプリートしたらゲームクリアと見なしていいのではないでしょうか。

このゲームにはお金の概念はなく、隠しカーやクルマの性能をアップするカスタマイズパーツは、先述したようにレースで勝つことによって集めていきます。

 
 
○ 車種について ○
トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・三菱・スバル・スズキ・ダイハツの国産主要メーカーに加えて、ミツオカASL(オートバックススポーツカー研究所)のようなマイナーなメーカーのクルマも全て実名で収録!
当時最新のクルマから、過去の名車まで、スポーツカーからミニバンまで、軽自動車から大型のSUVまで…。
様々な年式・ジャンルのクルマがたっぷり収録されています!
 
軽自動車
ワゴンR、ムーブ、コペン etc...
 
コンパクトカー
ヴィッツ、マーチ、フィット、デミオ、コルト etc...
 
スポーツカー(ライト系)
セリカ、MR-S、シルビア、インテグラタイプR、S2000、ロードスター etc...
 
スポーツカー(ヘビー系)
スープラ、スカイラインGT-R、NSXタイプR、GTO、オロチ、RS01 etc...
 
セダン
マークⅡ、ランサーエボリューションⅧ、インプレッサWRX STI、レガシィB4 etc...
 
ステーションワゴン
ステージア、アテンザスポーツワゴン、レガシィツーリングワゴン etc...
 
ミニバン
アルファード、エルグランド、オデッセイ、MPV、シャリオグランディス、トラヴィック etc...
 
RV
ヴォルツ、エクストレイル、CR-V、トリビュート、エアトレック etc...
 
旧車
スプリンタートレノ(AE86)、スカイラインGT-R(PGC10)、フェアレディZ 240Z(HS30)、サバンナRX-7(SA22C) etc...
 
などなど、年式やエアロパーツの有無といったバージョンの違いを含めれば全部で82種類になります!
 
トヨタ 15台
日産 21台
ホンダ 12台
マツダ 12台
三菱 6台
スバル 7台
スズキ 2台
ダイハツ 4台
ミツオカ 1台
ASL 2台
 
 
○ 操作・挙動 ○
冒頭でも述べたように、このゲームは操作感覚が独特です。
最初のうちは慣れないでしょうが、しばらく練習する内に慣れていき、爽快感のある操作感覚に病みつきになることでしょう。
ゲームキューブコントローラーのXボタンでサイドブレーキを引いて、そこからドリフトにつなげることが出来ます。あるいは、サイドブレーキを引かなくても、コーナーの直前でアクセルを一瞬だけ抜いてからまたアクセルを踏んで、曲がりたい方向にハンドルを回しても勝手にドリフトします。
ドリフト中は、アクセル開度の微調整とカウンターステアをコンコンと当てることで、回転角やスピードを調節でき、コーナーの形状に合わせて自在にドリフトすることが可能です。
よって、慣れてくればブレーキを一切使わず全てのコーナーをクリアすることが可能になり、それがタイムの向上につながりますし、なんといっても気持ちいいのです!
 
 
○ ゲームモードについて ○
CHAMPIONSHIP
本作品のメインモード。
FR限定、3ドア限定、ミニバン限定、ヴィッツ限定など、決められた条件があるカップレースや、参加条件フリーのチャンピオンシップレースに参戦し、優勝を重ねてトロフィーやクルマ、パーツをコンプリートしましょう。
ライバルのレベルによってクラス分けされており、最初は“BEGINNER'S CLASS”しか選べませんが、勝利を重ねたり、グランツーリスモよろしくライセンスの試験をクリアしたりすることによって参加可能なクラスが増えていきます。
クラスは BEGINNER'S, MIDDLE, HIGHSPEED, PROFESSIONAL の4種類。そして、レースの種類は全部で36種類です。
12台同時出走のレースは迫力満点で、大混戦になること間違いなし!
 
QUICK RACE
好きなコースを好きなクルマで好きな時間帯と天候で走れるレース。
優勝しても特に何もありませんが、チャンピオンシップモードに疲れた人や全クリしてなにもやることが無くなった人におススメ。
ライバル車は自分が選んだクルマのレベルに合わせて変化するので、『ミゼットⅡを選んだら、周りがGT-RだとかNSXみたいなハイパフォーマンスカーしかいなかった!』みたいなことにはならないのでご安心を(?)
 
TIME ATTACK
1台で走るタイムアタックモード。
ゴーストはメモリーカードに保存可能で、ロードすれば走らせることも出来ます。
 
VS
最大4人同時対戦がアツい対戦モード。
友達や家族と一緒に、ワイワイ楽しもう!
自分の家のクルマを使うと盛り上がるぞ!
これもファミリカーが多数収録されている本作品だからこそできる楽しみ方!
 
DRI-COMBO
コーナーの多いコースを舞台に、ドリフトのコンボ数を競うモード。
ハイスコアを目指すなら、直ドリのテクニックは必ず身に着けておきましょう。
 
REPLAY THEATER
保存したリプレイを鑑賞することが出来るモード。
カッチョイイ走りをもう一度見たい、好きなクルマが走っている様子をじっくり見たいという人におススメ。
 
 
 
★このゲームの魅力★
① 車種がイイ!
やっぱり一番の魅力はこれですかね!
車種が豊富で割とマニアックな『グランツーリスモ』シリーズにも収録されていないような、ミニバン・RV系の車種が沢山収録されているのが激アツ!
ミニバン、RVに限らず、普通のレースゲームには出てきにくいステーションワゴンやセダンもあるという豪華さ。
もちろん、有名なスポーツカーも沢山あるので、一般的なレースゲームとしても楽しめます!
また、収録メーカーに主要な国産8メーカーだけでなく、ミツオカやASLといったマイナーなメーカーのクルマも収録されているのが素晴らしいです。
特に、ASLに至っては、ゲームの開発時期とメーカーの設立年が被りでもしない限りは収録されることはなかったでしょうし、そういう意味では時代を感じさせるソフトです。
こういったファミリカーも沢山収録されているレースゲーム、他にはコナミが開発した『エンスージア』(PS2)というのがあるのですが、そちらのソフトはまだ入手できていないので、いつかは欲しいところ。
 
② トゥーンシェードを用いた特徴的なグラフィック
トゥーンシェードとは、その名の通り、陰影の塗り分けをアニメのように境界線がはっきりと分かるようにしたレンダリングの手法のことであり、リアリティよりも見やすさや親しみやすさを強調して表現することが出来るものです。
となると、リアリティが求められるレースゲームとは相性が悪いように感じますが、このゲームでは、リアルさとコミカルさの中間を狙ったところへ巧い具合に落とし込んでいるため、程よくリアルに、程よくコミカルなゲームグラフィックとなっています。
これをリアリティに欠けると見なすか、親しみやすい、独創的と見なすかは好みの問題ですが、リアルを追及したレースゲームはたくさんあるので、中にはこういうレースゲームもあってもいいのではないかと思っています。
正直、リアルに寄せすぎたら“グランツーリスモ”の二番煎じのゲームとしか見なされないでしょうし。。。
 
③ コースが色々!

サーキットコースが3種類、市街地コースが2種類、高速道路が首都高環状線系のテクニカルコースと、首都高湾岸線系の高速コース、折衷型の3種類、そして山道コースが郊外の山道を走るものととにかくカーブが多い山中の峠コースの2種類の合計10種類のコースがあります。

それに加えて逆走もあるため、そういう意味では20種類!

それぞれのコースに合ったクルマで走ってみるのも面白いと思います。例えば、市街地コースはコンパクトカーで、高速道路はミニバンで、山道コースはRVで…みたいな感じ。

 
④ 爽快感抜群の操作性!
先述しましたが、簡単にドリフトができるような挙動になっているため、慣れてくればブレーキを一切使うことなくコーナーをクリアすることが出来、それがゲーム性の向上に一役買っています。
リアル志向のレースゲームみたいに、コーナー前でいちいち減速してゆっくり曲がらなきゃいけないなんてめんどくさい!と思う人ならきっとこのゲームは楽しんでいただけることでしょう。
また、ドリフトモードで走れば、ずっとドリフトした状態になるため、峠道コースではかなり面白いことになります笑
 
⑤ 天候、時間帯が選べる!
昼/夕方/夜の3種類の時間帯と、晴れ/雨の2種類の天候を設定してレースすることもできるのも面白い!

3×2=6通りの組合せがあるということになりますが、雨と夜の組合せは選べないため、実質は5通り。

更に、コースによって選べない時間帯と天候があるため、完全に好きなように決められるわけではないのがちょっと残念なポイント。

高速道路コースと山道コースは昼と雨が選べず、サーキットコースと市街地コースは夜が選べないのですが、それらも選べたらもっと面白かったのですが。。。

 
⑥ 四人対戦ができる!
これぞゲームキューブの真骨頂!
2人プレイが限界のプレステとは違って、任天堂は64から4人プレイを売りにするようになったので、例に漏れずこのソフトも4人対戦が出来ます!
グランツーリスモではなしえなかった4人同時対戦ができるというのは中々のアドバンテージです。対戦するときは、ライバル同士の車種で走ったり、全く関係のないジャンルのクルマ同士で走ったりすると盛り上がりますよー。
アルファード VS エルグランド VS MPV VS シャリオグランディス
とか
ヴィッツ VS マーチ VS デミオ VS コルト
みたいな感じ!