心優しい勇者たちへ



「今ここ」に自分を合わせ

「素直な心」にチューニングする

森山華伊です。




幸せな人間関係を築くには、
まず自分の価値観を

把握しておくといいようです。


というのも

自分の価値観を把握していないと、

他人に振り回されてしまいかねない

と思うからです。


自分の価値観を把握するというのは、
自分の気持ちに敏感になる
ということです。


今回は、

『価値観を意識するほど

自己確立が促進する』と題し、

「本当の意味で自分を大切にするとは

どういうことか?」

について話していきたいと思います。



  幸せな人間関係を築くために


何が好きで、

何が好きではないのか?


何を大切にしているのか?


何がしたいと感じ、

何がしたくないのか?


今、何を感じているのか?


優先順位はどんなふうか?




その時々の自分の気持ちが

明確に分かること、


具体的に分からなくとも

「なんだか引っかかる」

という感覚に気付くこと、


その時その時の

自分の内面の動きを察知できるかどうかで

「人付き合い」の幸せ度は

変わってくるように感じます。



自分が付き合いたいと思う人と

幸せな人間関係を築くには、


自分の「好き」が分かっていないと

付き合いたい人がどういう人なのかを

判断することはできません。



恋愛も同じで、たとえば、

発展が難しいような人を

好きになったり…

両想いになれたとしても
幸せな関係を作れない…


といったことが起きたりします。



いつも相手の顔色を気にして
自分を出せなかったり…


雑に扱われたり…


お互いに仮面を被って成り立つ

関係になっていたり…



なかなか「安心感」をもてない
なんてことになってしまうことも。



そうなるとやはり

幸せな人間関係を築こうと思ったら、
自分の価値観は明確に

把握しておくといいでしょう。



そして、

まず自分が自分を大切にしている

ということも大事なことと思います。


自分のことを大切にできていないと、

他人からも大切にされない

ということを招き入れてしまう。


心が健やかな時ならば

ここで怒りを感じて

距離を置くなどの対処をするところを


自分に自信がなかったり

卑下する気持ちがあると、

攻撃や侵入や軽蔑から自分を守れず

やられっぱなしのまま…


「自分はそう扱われる人」

というセルフイメージをさらに

深めてしまうかもしれません。



それは、

自分が自分をどう扱っているか

ということと、

他人から自分への扱い方は

同じと思うからです。



自分が自分の気持ちを無視すれば

他人からも

気持ちを分かってもらえない。



…とすると、

嫌な言葉を浴びせてくる人がいるならば

それは自分が自分に対して

嫌な言葉を浴びせている

ということがわかります。



自分に起きること

(その出来事に抱く感情)は、

自分の心を通して感じるものです。


すると人に合わせてばかりいる人は、

自分に合う人と関係を築く機会に

なかなか恵まれなくなるでしょう。


自分に合わない人と

表面上は「合うふう」を

装うことはできても…


それが原因で

真から自分と合う人と

出会えなくさせている。


そして、

自分の魅力を否定している人は、

本来の自分の魅力を無意識に

発揮することを抑えてしまう。


「本来の自分を発揮できない」

ということは…


「本来の自分」という輝きを

隠していることになるので、

本来の自分を他人から理解されない

(自分自身も本来の姿が見えない)

ということになってしまいます。


自分にとって

幸せに思う人間関係を

発展させていくには、

まずは自分が自分のことを

肯定してはじめて可能になります。


多くの人は、

自分と価値観が全く違う人とは

深く理解は難しいように…


価値観が似ている人や

重なる部分がある人は

仲良くなりたいと思うでしょう。


それと同じで

自分と本来の自分がそっぽ向いていたら

自分と仲良くすることはできません。


自分の価値観を把握し受け入れるほど

自分と他人の違いに気付くことができ…


自分は自分、他人は他人と、

それぞれの価値観を

認めることができるのです。




  自分の気持ちを大切にする


そこで注意したいことは、

自分の気持ちを大切にするとは、

「好き勝手にしましょう」

「我を押し通しましょう」

という話ではありません。



自分を大切にするとは、

「私は、今こう思っている」

と分かった上で、

「では、どうしたいか?」

で選ぶということです。


自分の気持ちを大切にすることと

自分の気持ちに振り回されることは

違います。


同じく、

相手の気持ちを大切にすることと

相手の気持ちに振り回されることは

違います。


自分で選ぶことができます。



たとえば、

人から嫌な言葉を浴びせられた時、

(切り抜けられるかどうかはさておき)


①自分の怒りや違和感に気付いたら、

②-①その感情をそのまま返すことを

選ぶこともできるし、

②-②一旦自分の中におさめることを

選ぶこともできるし、

②-③冷静に牽制をかけることを

選ぶこともできるし、

②-④無視することを

選ぶこともできるし、

②-⑤傷付かなかったことにすることを

選ぶこともできるし、

②-⑥自分の内面を知れたと思うことを

選ぶこともできる。



「感情が湧く」のは自然な現象ですが、

「その感情をどう処理するか?」

ということを選ぶ決定権は

常に自分にあるということです。


これが、

自分の気持ちを大切にする

ということではないかと思います。



たとえば、

「無性に過食したい」

という気持ちになった時…


「食べたいけど食べたくない。

だって太りたくないから」

と思った。



そんな時…


「食べたい」

という気持ちを認めます。


「太りたくない」

という気持ちも認めます。


「食べたら太る」

という思い込みがあることも認めます。


「痩せていない私は愛されない」

という思い込みがあることも認めます。


全部認めた上で、

「では、どうしたいのか?」

で選ぶ。決める。


「食べたい」から

「食べなくてはいけない」

ではなくて、選ぶ。


我慢はしてはいけない

と言われているから

「食べたいまま食べなくてはいけない」

ではなくて、選ぶ。


色々な相反する気持ちを認めた上で

「では、自分は一番どうしたいのか?」

「どんな気分(体調)になりたいのか?」

ということを

自分に選ばせてあげましょう。



幸せな人間関係を築くのも一緒です。


自分の価値観を把握した上で、

「では、どうしたいか?」

で決める。


他人との関係は、

全て自分との関係の反映です。


食べ物との関係も、

全て自分との関係の反映です。


他人を変えることや、

自分の体型など

外的な部分を変えることに

囚われている時…


人は、自分の内側から

目を逸らすことになります。


つまり、

本当の意味で変わること

(本来の自分になること)を

難しくさせてしまうと思うのです。



  反映された外側は自分の内側


気を付けたいポイントは、


①自分の内側を見つめる

②自分の価値観を把握する

③自分の感情や感覚をキャッチする

④自分を責めずに許す、尊重する

⑤感情やルールに振り回されない

⑥色々な気持ちを自覚した上で

「では、どうしたいのか?」で選ぶ



これらをクリアしてやっと

「自分の気持ちを大切にした」

ということができると思います。


「愛されるテクニック」なんて

必要なくなります。


自分が自分を大切にしていたら

自ずと自分に合った人が

集まってくるものだから。


私達は、

いくら表面上では良好関係でも、

相手の言いなりの関係は

望んでいないと思います。


いくら自分の言うことを

聞いてくれても、

犠牲を払われている感じの関係は

望んでいないと思います。


ありのままの自分でいられて

ありのままの自分を

大切にしてくれる人と出会うことは、


自分が自分を大切に扱うことと

同じです。


そして、

自分がその人のありのままを

大切にしたいと感じられることも

大事です。


「その人」というのは

恋愛に限らず、友人でも、仕事でも

同じことです。


幸せな人間関係を築くには、

そういう人と出会うには、

今ある苦しい関係を変えるには、


「自分との関係」を変えることです。


気付いて、認めて、許して、分かっていく。


時には物理的に離れることを

選ぶこともあるでしょう。


自分と外側との関係は、

自分と内面との関係を知れます。


「私のことを分かって欲しい」

という気持ちがある時…


「自分が自分のことを

分かっていない」

ということが分かります。


「誰かを守りたい」

という気持ちがある時…


「自分を守って欲しい」

という自分からのメッセージかもしれません。



「愛されたい」

という気持ちがある時…


「自分を大切にして欲しい」

という自分からのメッセージかもしれません。


自分が自分を大切にしていたら

それは外側に映し出されます。


他人からも、出来事からも、

健康からも、豊かさからも、

見るもの、聞くもの、触れるもの

全ての愛が自分に向けて返ってきます。


できるだけ心を平常に、

もちろん揺れることもありますが

自分の中心に戻るように整える。


自分の内側が変わると(落ち着き)、

自分の外側も変わってきます。


落ち着くには、

自分を知ること。


色々な自分を

認めて、許すこと。


自分に何が起きているか

心の中の反応を

常に気遣うこと。


そうして

自分が分かっていくごとに…


自分の本心からの望みが

分かってきます。


すると

自分をより大切にできるようになり、

何かで補強する必要がなくなり、

本当の自分でいることが

自然になっています。


「何かで補強」とは、

食べ物、アルコール、人、

薬、仕事など…

「求めが過ぎる」ことです。


それが、

本当の意味で自分(=他人)を

大切にできるようになるほど

自分と遠のいていくのです。


これが、

何かで補強する必要がなくなった

状態です。


…と考えると、

食べ物だったら食べ方をどうこうするより、

まず自分の内面を変える

(本来の自分に戻る)方が

スムーズにいくように思います。


焦らずに、自分を労わりながら、

最初は難しく感じてもいいですから、

そういう意識は常に持っている

ということを選んでいきましょう。


この考え方を取り入れるも

取り入れないも

自分で選ぶ、決める。


選択権はいつも

自分にあるのですから…。



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「今ここ」に意識を合わせて、

落ち着きを取り戻す。

 

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本来の自分を取り戻し

喜び楽しむ日々を

送られますように…。

 

いつもありがとうございます。

 

 

 

摂食障害 & ひきこもり

カウンセリングルーム

『イマココリズム』

 

森山 華伊


 

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