先日、広島の映画館『シネツイン』にて行われた『千年の愉楽』の先行上映会に行って参りました。
ミーハーな私は、出演なさっている井浦新さんが舞台挨拶にいらっしゃるということで、チケットを手に入れたわけです。
上映後に行われた舞台挨拶で新さんは、不慮の事故で他界された若松孝二監督のことにふれ、『若松組』での撮影中の出来事や感じたこと、監督とのエピソードなどをとても丁寧に、とても穏やかにお話してくださいました。
ティーチインでも、お客さんからの質問に、やはりとても丁寧にお答えくださいました。
すごく印象に残っているのは、新さんは質問に熱心に耳を傾け、真摯にご自身の言葉でお答えになっていたということです。
時々、ジョーク…というか、役者さんではない本音の部分ものぞかせながら、終始本当に穏やかで優しい雰囲気を纏った方でした。
そして、最後まで私たちに『劇場に足を運んで観てくれてありがとう』と何度もおっしゃってくださいました。
今回の来広は、もちろん映画のPRでのことなので、マスコミ向けのフォトセッションの時に
『カメラをお持ちの方はぜひ。その代わり、必ず何らかの形で…』
…と、撮影と掲載の許可をなさったのです！
ぜひ。ということでしたので、私の二つ折りケータイで撮影したお写真がコチラ↓
精一杯。
(高岡蒼甫さんもお見えになるということを当日知る。)
映画『千年の愉楽』公開は、広島では来月なので、これからご覧になる方もいらっしゃると思うのでネタバレになるかも知れませんが、新さんの出演のシーンは冒頭のほんのわずかなカットです。
それでも『重要なシーンだから新で。』と、若松監督に託されたそうです。
はからずも『遺作』となってしまったこの作品を、たくさんの人に劇場で観てほしいと、新さんはおっしゃっていました。
主な出演者は、寺島しのぶさん、佐野史郎さん、高良健吾さん、高岡蒼甫さん、染谷将太さんです。
作品は、私のつたない感想では到底伝わらないと思いますので、皆さまぜひ劇場でご覧くださいね。
新さんは、さすがモデルさん、お顔が小さくスラッと長身で、オールバックの七三分け？ぽいヘアスタイルがとてもよくお似合いでした
恐らく…恐らく、ご自身でデザインされたシャツジャケット？にダボッとしたパンツ、クラシックな雰囲気のメガネもオシャレでした
ミーハー心全開で二つ折りケータイで撮影した私、実は新さんと同い年、お誕生日も２週間違い。
何だこの差はー
にわか山ガールの皆さん
