花組「巡礼の年」新人公演を、観てきました。



まずはだいやくん、花組新公メンバーの皆様、本当に本当にお疲れ様でした!



素晴らしいものを、見させて頂きました。



心に響く、熱くて温かいお芝居を見させて頂きました。



みんなが一生懸命で、新人公演を良いものにしたいって気持ちが真っ直ぐ伝わってくる舞台でした。



そしてこの公演は、私の大っっっ切な贔屓、侑輝大弥くんの初主演公演でした。



開場してすぐに客席に入り、一緒にだいやくんを応援する友達とウハウハ。

赤い座席に1つ1つ並べられただいやくんのお写真が大きく載ったパンフレットに、すごい浮かれていっぱい写真とか撮っちゃって。



でも開演が近づくにつれ、段々浮かれた気持ちは緊張に変わり、オケの音合わせが始まるとより緊張は高まり、そして静かになった客席に響く開演のブザー音。



静かだからこそ、自分の心臓がバクバクいってるのを感じ、どうしようもならなくなって一旦目を閉じました。



そして一瞬落ち着いた後に流れる、大好きな大好きな、贔屓の声。



「皆様、本日はようこそ…」と、聞き慣れたアナウンスに、ボロボロ溢れる涙。



「宝塚歌劇団 花組 侑輝大弥です。」



この言葉がこんなにも重く響いたことなんて初めて。

あぁ、これが自分の贔屓が主演をするという感覚なのかと、初めて知りました。



そこからはもう、あっという間の世界。



本役である柚香光さんの演じるリストを見たときは、どんなになるのか全く想像つかなかくて、

ビジュアルにしろ、お芝居にしろ歌にしろ、どんな風になるのかと、少し心配もありました。



だけどそんな心配を軽々と覆してしまうだいやくん。



7年、だいやくんが一生懸命一生懸命積み重ねた努力の結果が、この舞台には存分に現れていました。



そんな姿を一瞬たりとも逃すまいと、ものすごく集中して観ていたら、あっという間に1時間35分が過ぎ去って行きました。



そして最後まで全力でやりきり、静かに舞台の幕が閉じ始めた瞬間会場から溢れる大きな大きな拍手。



こみ上げてくる涙。



泣いても泣いても涙が止まらなくて、拍手したいのにするのもままならないほどボロボロボロボロ涙が溢れて、マスクビショビショになって。



もう一度舞台の幕が上がり始め、一番真ん中に立つ贔屓の姿にまた涙が溢れ、

新公長として、そして主演として挨拶を始める姿にまた泣き、

ずっと聞きたかった、「花組の、侑輝大弥でございます」にまた涙が溢れ。



1つ1つ、しっかりと準備してきたご挨拶を丁寧に話してくれ、ちゃんと言葉として私達に届けてくれて。



2回のご挨拶が終わって幕が閉じた後、また涙がどんどん溢れてきました。



ずっと張り詰めていた緊張の糸がぷつっと切れて、

贔屓の大切な新人公演が無事に幕を閉じたという喜びと、ホッとした気持ちと、あっという間に過ぎ去る中で感じる暇もなかっただいやくんの素晴らしいリストへの思いがとめどなく溢れてきて、普段ほとんど泣くことのない自分が、引くほど泣きました。




余韻に浸りながらホテルに戻り、少し落ち着いた頭で今考えても、本当に素晴らしい新人公演を見させて頂きました。



本当の最後はまだ1作あるけど、

男役侑輝大弥の、7年の新人公演時代の集大成を、ここで見たようでした。



舞台の真ん中で、誰よりもキラキラ輝く1番星。

なるべくして主演になったのだと、心から感じました。



5年前、「ハンナのお花屋さん」で私が感じただいやくんの輝きは、間違いじゃなかった。

絶対に、間違いじゃなかった。



そう心から感じられるほど、だいやくんはちゃんと、小さな小さな可能性を、形にしてくれました。



新人公演主演という大きな立場を背負って、努力は身を結ぶということを、教えてくれました。



だいやくんは、もっともっと輝きます。

まだまだ上っていける。



新人公演だけじゃない、きっと、また真ん中に立つ姿を見せてくれる。



心からそう願わずにはいられないです。



改めて、だいやくん、本当に本当にお疲れ様でした。

だいやくんがキラキラ輝く姿を、見せてくれてありがとう。

あなたを応援していて良かったと、心から思わせてくれてありがとう。



東京新人公演も、無事に開催されること、

そしてそこでまた一回りもふた周りも大きくなっただいやくんの姿を見れること、心から祈ってます😌









宝石白2022.6.21 kahoニコニコ音譜