私鉄時刻表研究、今回は11月15日発売開始の「京成時刻表 VOL.33」をご紹介します!
基本データ
発行日:2024年11月23日
発行:京成電鉄株式会社
編集・販売:株式会社JTBパブリッシング
編集協力:京成フロンティア企画株式会社
体裁:B5判、200ページ
定価:600円
今号は11月23日のダイヤ改正に伴い発行されたものであります。
時刻表の判型、ページ数とも前号(VOL.32)と変更はありません。引き続き「JTBのMOOK」扱いとなっており、amazon等でも購入が可能となっています。
定価は前号から据え置きの600円です。
今号の表紙はダイヤ改正内容がスカイライナー関連のものが多いため、AE形が飾っております。
AE形が単独で表紙を飾るのはVol.30から4号連続となっています。
カラーページのページ数は前号と変化はありませんが、前号まで6~7ページに掲載されていた「首都圏路線図」が、都営地下鉄で掲示されているものとおなじ東京都交通局による「地下鉄路線図」に変更されました。
「目次」ページには「※新京成線は2025年4月1日から京成電鉄松戸線に改称します。」の注釈が追加されました。
「停車駅ご案内」ページでは、前号までピンクで表記されていた新京成線部分がグレーに変更されました。
「モーニング・イブニングライナーのご案内」ページでは、料金改定に伴い一部体裁が変更されました。
また、「京成電鉄車両一覧」ページのデザインは前号と変わりありませんが、早くも3200形の紹介が追加されました。このページは新京成合併後にはどう変わるのか楽しみであります(^_^)
カラーページの広告では、前号で目を引いた京成ホテルミラマーレの京成3400形を再現した京成トレインルームの広告は残念ながら終了し(T-T)、代わりにくまざわ書店の広告となりました。
時刻表本文及び営業案内を含むモノクロページでは、ページ数に変化はありません。
時刻表本文では、目次(平日、土曜・休日とも)には、カラーページの目次と同じく新京成線の京成松戸線改称の注釈が追加されました。なお、本文の掲載方法については変化はありません。
営業案内ページでは、一般向け回数乗車券の廃止及びモーニング・イブニングライナーの料金改定に伴う体裁変更の他、「障がい者の方および介護者の方向けの割引乗車券」の案内が拡充されました。
なお、京成時刻表伝統の「時刻表発行記録」は、本号でも健在であります(^_^)
ということで、今号ではダイヤ改正の規模の割にカラーページや営業案内ページに様々な変化が見られた形となりました。
「新京成線」の文字を見ることができるのは今号で最後、次号からは「松戸線」の表記に変わることとなり、今号はメモリアルな一冊として記憶されることとなるでしょう。
私鉄時刻表研究、次回は現時点では未定です(。・_・)ノ
なお、創刊号から第22号までを纏めたページを作成しておりますので、興味がある方はご覧ください。
(スマートフォンからの閲覧は文字化けする可能性があります 、御了承ください )
また、VOL.27-3以降についてはこちらも併せてご覧下さい。
こちらもご覧ください↓