工事中の頃から気になっていた地蔵坂上(地蔵せんべいの向かい)のお店が4月に開店して、やっと訪問することが出来ました。今日はお客さん(と言っても自腹)と一緒なので、いろいろ頼めるぞ~
全体がブルーがかった色彩で、ちょっと不思議ファサードです。入ると、既に奥のカウンターでお待ちのお客さん(と言っても、割り勘の自腹)がシェフの方とお話していました。店内に入ると判りますが、この建物、木造を生かすため古民家を改装したものだそうです。
こちらはイタリア・フリウリ・ベネチア・ジュリア州の料理を中心に出されるれるそうです。誰も場所を知らないと思うので言っておくと、イタリアの北東部、スロベニアと国境を接しているあたり。有名都市としては、トリエステがあります(全部受け売り)。メニューはどれも興味あり、今日は片っ端から注文することにしました。今日は写真が多くなりそうです。なお、メニューのお値段は二人分の量で、写真は全てそれを一人分に取り分けたものです。
前菜で「サヴール甘酢玉ねぎとレーズンのソース」中心は白身魚。外はサクサク、中はホクホク。玉葱とソースの組み合わせが新味。
やはりプロシュートは外せないということで。左側と右側のお肉は、部位が異なり味が少し違うのです。判ったつもり。
目の前で作ってくれたショートパスタは、「ミニャクリス 猪のラグー」。豚ではありません、本当に猪だそうです。でもクセはありませんでした。
「リュブリャンスカ 北海道産仔牛モモ肉のカツレツ」。現地郷土料理風に作ってもらいました。お皿も洒落ています。
写真が多くなるので省いていますが、ワインも珍しいものがたくさん。料理に合わせてお勧めをどんどん出してもらいました。またパンは、このブログでも紹介した近所の美味しいパン屋さん「パンデフィロソフ」さんに特別に創ってもらっているものだそう。
そしてどうしても気になったので注文した「チャルソンス ほうれん草・じゃがいも 貴族のソース」。パスタなのに少し甘いと言われて躊躇していましたが、結局トライ。見た目はクレープのようで、確かに一口目は甘く感じますが、それが続くわけではなく、デザートと言うよりやはり料理。でもこれはとても珍しいお味。
一つ一つの料理について、情熱をこめて説明してくださった、シェフの井谷さん。これだけ食べて、ワインも4種類ほど飲んで、一人約8000円というのはリーズナブルだと思ったのですが、どうでしょう?他ではちょっと味わえないイタリアンだと思います。さすが神楽坂!
NODO
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