登録有形文化財「矢来能楽堂」で日本文化・能のお勉強 | 東京・神楽坂ぶらぶら

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ある日ネット上で、矢来能楽堂で初心者向けの能のワークショップと公演があるという情報をゲットし、早速チケットを購入。昨日がその公演日で、初めて矢来能楽堂に入ることができました。恥ずかしながら、能の公演を見るのは初めてです。

 

 

今回のイベントは、ジャポニズム振興会という組織が主催する公演で、最初の一時間が能に関するワークショップ、後半一時間が能「巴」の公演です。ワークショップでストーリーや見どころを解説してくれてから観劇できるので安心。シテは観世喜正さんです。

 

 

矢来能楽堂は、空襲で焼けてしまったものの昭和27年に再建、現在では国の登録有形文化財となっています。これで神楽坂近辺の登録有形文化財は全て訪問です。現在は屋内施設となっていますが、能舞台は元々野外のものなので、舞台の上に屋根がついているのですね。ワークショップで教えて頂きました。

 

 

座席の前には、能の小謡のセリフが。雲雀山(ひばりやま)という作品のもののようです。全ての座席に、こうしたミニ知識が付いていました。

そして下は館内に展示されていた能面。

 

 

今回の演目「巴」は、勇壮な巴御前が主役の修羅能です。女性の修羅能はこれが唯一とのこと。やはりスポーツもそうですが、演劇もライブは迫力が違います。能は静かな芸能かと思っていましたが、舞台も近く音曲やセリフは大変な迫力がありました。また別の作品を見てみたいです。

 

矢来能楽堂

http://yarai-nohgakudo.com/

 

 

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