2階がリビングのメリットを家具屋が教えます!住宅会社とは違った視点で教える家づくりの考え方 | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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今日は家具屋のわたしたちが

家づくりのアドバイスをさせて

いただきます!

 

先日、あるコンテンツをインターネット

上で見る機会がありました。

その内容は…

 

「2階がリビングの

メリットとデメリット」

 

でした。

そこには5つほどのメリットが

書かれておりました。

①日当たりが良い

②眺望が良い

③騒音が聞こえにくい

④周りの目が気にならない

⑤耐震性が高まる

確かにこれらのメリットは

当てはまることと思いますが

私たち“家具屋の目線”から

考えると・・・

さらに2つのメリットがあると

考えます!

 

それは・・・

 

1つ目は2階がリビングダイニング

空間の場合、建物の間口全体を

使った広い住空間となる点です!

 

どういうことかというと・・・

 

 

上の2枚のリビングダイニングの

写真をご覧ください!

この2つの住宅は南向き玄関の

一戸建てで、写真の奥に写っている

大きな窓が南向きという

1階がリビングダイニングという

住宅です。

 

この2つの住宅の共通点は

玄関ホールが写真の左側にある

という点です。

玄関ホールからリビングを写した

もんのこちらです・・・

 

 

これらのケースは間口3640㎜の

8帖のリビングの隣に

間口1820㎜ほどの玄関ホールが

ある住まいとなります。

つまり、建物全体の間口は

5460㎜ある住宅となります。

 

この1回がリビングダイニングという

住宅に対して、同じ間口の住宅で

2階がリビングダイニング空間ならば…

 

 

こんな感じのリビングダイニング

空間となるのです!

 

 

比べると一目瞭然!!!

間口が3640㎜のリビングよりも

間口が5460㎜のリビングの方が

とても広々とした住空間と

なるのです!

 

 

ソファ後ろに有効幅180㎝ほどの

スペースができるので

ソファ後ろにワークスペースを

設置することができます!

 

 

階段スペースはダイニングの左側

となり、階段がないスペースの

1820㎜×3640㎜、約4帖のスペース

がリビングにプラスされるのです!

 

こうした事例こそ、

1つ目の追加メリットである

家の間口全体を使い

広いリビングダイニング空間

とすることができるのです!

 

南向きの玄関の場合

玄関ホール分リビングが

狭くなってしまうのです!!!

 

以前にお話しさせて

いただきましたが、仮に北向き玄関

の一戸建てであれば・・・

 

 

家の間口全体を活用した

広いリビングダイニング空間と

することが可能です!

北向き玄関で玄関ホールが

家の北側にあり、リビングダイニング

空間は南向きなので

こんなに広い住空間となるのです

1階がリビングダイニング空間でも

北向き玄関の住まいであれば

こんなに広いリビングとなるのです!

 

北向き玄関で南面を壁とした

プライバシーが保たれる住宅のブログも

参考にしてください。

こんな住まいもありますよ!

 

 

ちょっと話がそれてしまいましたが

話を戻したいと思います!

2階がリビングの2つ目の追加

メリットを紹介します!

 

それは・・・

 

2階がリビングダイニングの住まいは

窓が腰高となり、壁が多くなる!

という点です!(2つ目のメリット)

何がメリットかというと・・・

壁が多くなれば、“家具が置き易い”

のです!

 

 

この2階がリビングダイニング

という住まいは、大きな窓が

キッチン横のみで、その他の窓は

あかり取り窓となり

それほど大きくないのです!

 

 

ダイニングもリビングも窓は

腰高よりも高い位置に取り付けて

あります!

また、先ほどのメリットでもある

家の間口全体を活用しているので

動線としては階段ホールのみのドア

となるため壁がたくさんあるのです!

 

1階がリビングダイニング空間の

場合、玄関ホールのドア、

廊下のドア、和室の建具があり

窓も床まである掃き出し窓と

なっているので、家具を置くことが

できる“壁”が少なくなるのです!

 

 

しかしながら・・・

下の2階がリビングダイニング
という住宅は・・・
 
 
大きな掃き出し窓が1つもないので
広く大きな壁がL字になっております。
 
 
そんな壁を活かして家具の配置換え
をすることができるのです!
 

 

上の2枚の写真はテレビボードを

設置した壁が異なります。

 

 

この壁面にソファを設置し

 

 

ソファをキッチンの背面に設置して

いた家具の配置が・・・

 

 

ダイニングテーブルを設置した

家具の配置となるのです!

 

このように掃き出し窓がなく

窓はすべて腰高で

壁が広く、たくさんあれば

家具を自由に置き換えることが

できるのです!

 

 

こんな2階がリビングダイニング

という住宅に家具を設置すると

 

 

こんな家具の配置を提案したり

 

 

ソファの設置場所を

こんな感じに変えることが

できるのです!

 

 

広い壁があれば

テレビボードの設置場所も

このように変えることが

できるのです!

 

2022年もすでに3件の

2階がリビングダイニング空間

という住宅を紹介しましたが、

今までにBIGJOYが

とてもユニークだと感じた

2階がリビングダイニングの

住宅を紹介します!

 

それがこちらです!

 

 

窓が天井から取り付けられており

とても明るい採光が

リビングダイニング空間に入る

住宅です!

この住宅は窓下の壁にも

フローリング材が貼られており

その壁に沿って家具を配置した

コーディネート事例を

提案させて頂きました!

 

 

2階がリビングダイニングは

初めに挙げた5つのメリット

の他、BIGJOYが2つのメリット

を追加させていただきます!

 

1つは家の間口全体を

活用した広い住空間ができる

という点!

 

もう一つは壁面が多いという点

です!

 

 

壁がいっぱいあるので

ソファを壁にくっつけて

フラットな背なしソファを

壁に沿って置くことができ

 

 

テレビボードやデスクカウンター

 

 

収納家具もしっかり置くことが

できるのです!

 

 

1階がリビングダイニングで

リビングのすぐ後ろが玄関ホール

の場合、ソファ後ろに通路が

必要となりますが

 

2階がリビングであれば

そんな心配がありません!

 

 

壁が多いので大きなソファを

壁に沿って置くことができ

 

空間を広く使用することが

できるのです!

 

これから家づくりをされる方へ

家具屋目線からみる

家づくりアドバイスは

いかがでしょうか?

設計の段階で、決定していない

平面図をお持ち頂ければ

“家具屋目線”で間取りの良し悪し

を考え、家づくりのアドバイスを

させていただきます。

 

家具屋が考える理想の住まいは

家具という道具の使い方から

考える住まいで、

家具の置き場所を事前に考え

理想の家具が置ける間取りを

考える必要があると思います。

 

 

家づくりをされた多くの方が

家具は後から…と思っていた方が

きっと多いと思います。

そうではなく、設計の段階で

家具の事をしっかり考えると

今まで見えなかった問題点が

みつかることがあるのです。

 

 

そんな考え方こそ

インテリアショップBIGJOYが

掲げるコンセプト

「きっと家具から始まる

家づくり・・・」なのです。

 

参考にしてください。