漆を学ぶ | 家具職人日記@ドイツ〜福井編

漆を学ぶ

家具職人日記@マエダ木工

先日、テーブルの製作について問い合わせがあったのですが
その仕上げの1つとして「拭き漆」というものが含まれていました。

これまで漆に関してはカジッタ事がある位で、本格的には
取り組んでいなかったので、この機会に一度基礎から学ぼうと
昨日、塗り師の方や漆販売店の方にお会いして来ました。

まずは、伝統工芸師である塗り師の方に漆の基礎的な事を伺いました。
ちなみに、この方は越前漆器協同組合を通じて紹介してもらいました。

1時間程いろいろ質問をしたり、実演を交えながら説明をして頂きました。
漆の販売店も紹介して頂いたので、その足で近所にある販売店へ。

家具職人日記@マエダ木工

お伺いすると調度、漆を作っているところでした。
中国から入って来た漆から不純物を取り除き、出来上がった生漆を
容器に詰めているところです。

家具職人日記@マエダ木工

しばらく作業を見学させてもらい、こちらでも漆について質問。
飛び込みで伺ったにも関わらず、朱色で仕上げたいと相談すると
見本まで作って説明して下さいました。

すっかり漆の魅力に取り付かれ、今すぐにでも何か作って
みたいという衝動になり、今朝出来立ての「生漆」を購入。
するとなんと、朱色の顔料の混ざった漆をプレゼントしてくれました。
結構なお値段がするものなのに。

皆さん漆を買うときは迷わず

谷内漆店
0778-65-0163


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