●幻の星座切手 | サンロフトの本とテレビの部屋
2018年11月13日(火) 16時33分09秒

●幻の星座切手

テーマ:雑感

●幻の星座切手
先日、幻の浮世絵切手について書いたが、他にも長年気になっている切手がある。赤紫色の夜空に動物のシルエットが浮かぶ、幻想的な切手だ。

手に入れたのは恐らく小4の前半。切手収集を初めて間もない頃だ。どうやって手に入れたかは、まったく記憶に無い。選んで買ったり交換したりしたのではなく、偶然手に入ったことだけは確かだ。

中身の見えない紙袋入で、1枚10円で売られていたものだろうか? 1枚10円の外国切手がどこで売られていたのかも、買ったことがあるのかも不明。小4の終わり頃、外国切手の1000種パケットを1700円で買ったとき、「1枚10円でも安いと思ったのに、1枚1.7円は信じられないほど安い!」と思ったのは覚えている。

特別好きな切手というわけではないが、なにしろ、1冊のストックブックさえ埋まらない貧弱なコレクション。このような派手な色彩の外国切手は、図案を問わず興味を引いたことだろう。


それから1年ほど経って、薄い黄緑色の夜空に動物のシルエットが描かれた外国切手を見た。切手商の店頭か、誰かが持っていたか、切手雑誌に載っていたのか、もう忘れてしまったが、あの赤紫色の切手をすぐさま思い出したことだけは鮮烈に記憶している。

なるほど、あれは12星座の切手で、12種類あるに違いないと閃いた。小4では気づかなかったが、小5では少々知識も増えていたわけだ。ただ、当時はアメリカ、フランス、中国等のメジャーな国以外、調べようがなかった。そもそも、国名が読めない。

中学生になって切手への興味も無くなり、年月は流れていった……。


1993年頃、仕事で儲かったのをきっかけに、切手収集を再開した。小学生の頃には高価で手が出なかったスウェーデン切手等を集め始めた。で、日本郵趣協会に再び入会し『郵趣』を定期購読。『スタンプマガジン』という安価な雑誌も出ており、見本誌を請求した。

『郵趣』には色々な切手商の広告が載っているが、『スタンプマガジン』は日本郵趣協会の物販部門(?)たる郵趣サービス社の広告のみ。まぁ、商品カタログに切手の記事を加えたような雑誌だった。

そこに、いきなり12星座の外国切手が載っていた。無論、商品としてだ。12種で2000円はしなかった。それぞれ、色調の違う夜空に各星座の図案。12種揃うといっそう幻想的だった。買わない理由が無い。

が、1枚1枚見ていくと、私の持っている切手がその中には無い。切手の縦横比も少し違う気がする。現物の赤紫色の切手は、大量の外国切手の山に埋もれて発見できなかったが、違うということだけは断言できた。


そんな空振りから四半世紀。その間に、外国切手の山を何度か整理しており、概ね国別、シリーズ別に分けてはいた。整理中は、赤紫色の切手についてもう思い入れも無くなっており、再び山へ紛れ込んでいった。

で、今日、だいたいの見当をつけて探してみたら、10分ほどで発見できた。今見ると、国名の「REPUBLIC OF MALDIVES」はモルディブだと分かるし、「capricorn」は山羊座だとも分かる。モルディブの星座切手をググってみたら、即座にヒット!

↓ページの下の方に12星座セットの画像が載っていた。1974年発行か。発行間もない時期に入手したのだな。あまりにあっけない結末。そして、期待したほど幻想的じゃないことにガッカリ。件の赤紫色の切手自体、今見るとそれほどでもない。切手収集の楽しみは、当時の小学生の感性あってのものなのだな。

関連ページ すてきな郵便屋さんciel『2017年10月24日入荷』

 

 

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