●幻のプラネタリウム | サンロフトの本とテレビの部屋

●幻のプラネタリウム

●幻のプラネタリウム
小6の秋ないし冬、6年生全員で渋谷のプラネタリウムを観に行った。草加駅から東武伊勢崎線で出発し、途中で銀座線に乗り換えた。

しかし、丸1日潰してプラネタリウムだけかという疑問も残る。秋の社会科見学では、バスで国会議事堂から渋谷のNHKへ回った。コースの途中にプラネタリウムが入っていても不思議じゃない。

学級だよりには、なぜかプラネタリウムに関する記述がない。「来月の予定」にも無いし、誰も感想を書いていない。

学級だよりによれば、2月に入ると授業はほぼ終了し、学級クラブの活動の機会も増えるとある。中学受験を考えると、1月中には教科書のほとんどを終えていたはずである。だから、小6の終わり頃に、予定外の行事として行われた可能性はある。なにしろ、大らかな時代だったから。

整理していたら、1枚のパンフレットが出てきた。プラネタリウムのプログラムは月替り。2月ならこの仮説と合致する。が、「1978」が引っかかる。1978年2月はまだ小4。帰りの電車で、小5から同じクラスのペンギンの彼女と隣の席になるわけが無いのだ。いや、1978年改定とも取れるか。

それとも、いくつかの記憶が混ざり合っていて、うまく解きほぐせば、すべての客観的事実と辻褄が合うのかもしれないな。