SONY FD終了、EXEMODE ER-270、脱出ゲームDERO! | サンロフトの本とテレビの部屋

SONY FD終了、EXEMODE ER-270、脱出ゲームDERO!

●レコード、カセットテープのデジタル化


決定版の製品が出た。レコードとカセットテープを両方備えているのがありがたい。
類似製品には、レコードやカセットテープを再生するだけで、MP3化に対応していないものもあるので、注意したい。


関連ページ ITmeida『エグゼモード、アナログ音源をデジタル録音する「EXEMODE ER-270」』


●『密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!』
水曜サプライズの枠。前回はコメントを控えたが、観たので感想を……。
クイズ形式のゲーム番組。企画として完成度が高いし、初回から様々なドラマがあった。ミリオネアばりのテレフォンに対し、相手が(アドバイスできないので)受話器を取らないというアドリブを行うなど、面白い展開が見られた。
普通なら、第1回は2時間特番でやるか、改編期の特番で試験放送するところだろう(試験的な放送があったかもしれないが、記憶に無い)。
『ヘキサゴンII』にぶつけてきたのも興味深い。ヘキサゴンは、クイズ番組としてもゲーム番組としても、もはや死に体。案外、こっちに流れる視聴者が出てくるかも。


●『さくら日本切手カタログ 2011年版』


毎年、切手趣味週間に合わせて発行されている。昔は、その年の切手趣味週間切手が表紙を飾っていた。近年は、派手で親しみやすい図案の新切手が選ばれている。
しかし、今年はその路線を大きく転換した。

タイトルロゴが渋くなったのは実は前年度版からだが、表紙の切手も昔の花シリーズを使うという、前代未聞のデザインとなった。
先日紹介した『切手帖とピンセット』 を思わせるストックブックのノスタルジーである。


●ソニー、フロッピーディスク販売終了
普及するのは、3インチか、3.5インチか?
かつて、真面目に論議されていた。

3.5インチが勝利してからは、5インチが3.5インチに替わるんじゃないかと言われた。
多くのPC-9801ユーザーや、我々X68000ユーザーは、3.5インチに乗り換えるか否か、悩んだものだ。

X68000が出た時には既に3.5インチが普及していたので、「初めから3.5インチを採用すべきだった」という人もいた(当初、5インチの方がメディアがかなり安価だったという事情もあった)。

2HDの1.44Mバイト時代がそのまま続くか、10Mバイト級の大容量FDDに入れ替わるのかも、論議された。だが、すぐにMOが出てきたので、大容量FDDはほとんど普及せずに終わった。
3.5インチMOも128M、230M、640Mときた頃、PCに標準装備のCD-ROMドライブがCD-Rの書き込み対応になったため、MOも広くは普及しなかった。

インターネットが普及しはじめ、PCにLAN端子が付き、初代iMacにはFDDが装備されなかった。そして、Windows PCからもFDDが消えていった。
私が、SONY製50枚セットのFDを買ったのは十数年前のこと。FDとして最後の買い物になると予感したが、今なお半分以上手元に残っているとは、その時は思いもしなかった。
感慨深い。