世界文学登攀行

名著といわれる古今東西の世界文学を登攀していきます。
文学とともに歩む成長の記録。になるはず。


(P216-282終)「四の巻」


面白かった。苦しかった。
僕は「死ぬまでに読みたい本 」というリストに沿って本を読んでいるわけで、この作品のことはそれまで聞いたこともなかったけれど、読めてよかった。読書の喜び、幸せを感じた。


もう前回まででこの本の素晴らしいことは言い尽くしているような気もするし、ここから内容に踏み込むことはやっぱりネタバレになってしまうからそういうことには言及しない。


この作品は、読む人によってみな違う感想を抱くのだと思う。
自分の中の経験を引き出してくれるから。
恋愛観など、百人いたら、百通りの考え方がある、と言う人がいたが、この作品も百人いたら百通りの感想があっていいのだと思う。
こう思ったから正解とか、考え方が深い、とか、そんなことにも縛られなくてもいいと思う。優れた文学作品は、個人の奥に眠っている、本人にも忘れ去られたようなものを、ぐっと引き出してくれる。
著者の意図なんかも、この際どちらでもいいのだと思う。
それだけこの作品の秘めている力は強い。


300年以上も前に書かれた、宮廷を舞台にした恋愛モノ、というとそれだけでちょっと低く見てしまいそうになるけれど、そんなことはなかった。
こんな素晴らしい作品が埋もれていることを、ただただ惜しむものである。

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