2021.8.13 YouTubeニッタイスポーツチャンネルにて第４回タンチョウリーグin帯広 慶應大４－２日体大を観戦しました。
R H E
慶應大 000 400 000=4 7 1
日体大 002 000 000=2 5 1
【慶】森田、丸谷、白木、福住、谷村－福井、宮崎
【日】八田、勝本、岡田、恩田－打田、桜井
【三】若林、宮尾（慶）
＜得点経過＞
【３回裏・日体大】
先頭の中妻四球、盗塁で無死2塁。1死後松浦のセンター前ヒットで中妻生還、1点先制。なおも1死1塁。けん制悪送球で松浦3塁へ、1死3塁。ワイルドピッチで松浦生還、1点追加。合計2点。
【４回表・慶應大】
先頭の渡部遼四球、続く下山死球で無死1,2塁。1死後北村のセンター前ヒットで下山生還、1点返す。なおも1死1,3塁。福井のライト前ヒットで正木生還、1点返し同点。なおも1死1,3塁。若林のスリーベースで2者生還、2点追加。合計4点で逆転。
＜慶應大＞
森田 晃介 投手（４年 慶應義塾 176/76 右・右）
何度も観てきましたが相変わらず直球と変化球のコンビネーションが上手い投手です。右腕の出所が見づらいフォームからキレのある直球に加えカーブ、スライダー、カットボール、フォークなど多彩な変化球を投げます。打ち崩すのが難しい投手です。先発して２回、０安打、１三振、１四球、０失点。
北村 謙介 内野手（３年 東筑 179/83 右・左）
捕手登録ですがこの日はファーストで出場。思いっきりのいいスイングから強い打球が打てます。５番ファーストで３－１（１シングル、１打点、１四球）。
若林 将平 外野手（４年 履正社 182/90 右・右）
リーグ戦では結果を残せていませんが、甘い球は長打にできる選手です。秋はレギュラーを掴んで欲しいです。７番レフトで３－１（１スリーベース、２打点、１三振）。
＜日体大＞
八田 歩 投手（２年 大和 178/78 左・左）
130キロ中盤の直球、スライダー、カットボール、フォークなどを投げます。直球と変化球のコンビネーションで打ち取る左腕です。直球、変化球ともまずまずのキレ味です。ストライクとボールがはっきりしている点が改善されれば秋のリーグ戦での登板はあるでしょう。先発して５回、５安打、０三振、３四死球、４失点。
勝本 樹 投手（３年 明石商 191/100 右・右）
140キロ前半の直球、スライダーを投げます。投げっぷりのいい長身右腕です。力強い直球でグイグイ押してきます。制球が纏まってくればクローザーとしての起用もあるんじゃないでしょうか。リリーフで２回、１安打、２三振、１四球、０失点。
松浦 佑星 内野手（２年 富島 172/75 右・左）
しっかりバットが振れミートセンスも持ち合わせています。甘くくれば長打も打てる選手です。１番ショートで４－１（１シングル、１打点、１三振）。
慶應大は打線が勝負強いですね。相手が隙を見せると襲い掛かってくるような集中力があります。正木、下山、福井の中軸がしっかりしているのが心強いです。投手陣も森田、増居、生井を中心に駒が揃っています。このゲームで投げた白木、福住、谷村の１年生も将来主力になりそうな感じがしました。秋も簡単ではないですが、優勝候補筆頭でしょう。
日体大は矢澤選手の二刀流ばかりが目立ちますが投手陣で柱が出てきて欲しいですね。打線も長距離砲がいないので中距離ヒッターで繋いで勝機を見出して欲しいです。首都リーグは実力が拮抗していて秋も春同様最後まで順位が決定しないような混戦になると思います。
YouTubeのニッタイスポーツチャンネルは学生が撮影、実況をしており日体大のオープン戦などを配信しています。日体大はライブ配信の先駆けで徐々に他チームに広がりつつあります。コロナ禍で大学のグランドでの生観戦が難しい現状でこのライブ配信は我々ファンにとって非常にありがたいです。
記録は手元の集計、ネットの情報からなので公式記録と異なる場合があります。