コンドミニアムの水道管工事の材料 | ᐅマレーシアのリノベーション リフォームと内装工事

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内装工事 済みの室内の水道管工事』では、日本人のお客様だけでなく、多くのローカルのお客様も、鉄筋コンクリートを破壊せずに工事すること希望されていた事を書きました。

今回のコンドミニアムの水道管の材料(材質)にPVCを使っていて、老朽化もあり水道管が破裂するケースが頻発していました。そのため、水道管の材料を提案させて頂くようにしました。

他社の水道管専門の業者は、工事が比較的容易なPVCを使用しておりました。しかし我々の工事のコンセプトとして、既存の状態よりも改善して良いものにする事にしています。

既存の旧配管は、PVCパイプの肉薄の材質で水道管の破裂が発生していたこともあり、コンドミニアム全体で新規配管に切り替える事になった理由の一つにあります。

そのため、新しく配管された共有部分の水道管よりも、強度と耐久性の劣る材料では、各ユニットの室内側でトラブルが発生する可能性が出てきます。

もし水道管破裂などのトラブルが発生した場合、住居であるオーナーさんのユニットの内で被害の可能性を低くしたいというのがあります。他社とは工事コンセプトが大きく違う部分です。

水道管の材質には、グレー色のPVC(ポリ塩化ビニル)、青色のABS、黒色のHDPE(高密度ポリエチレン)などがあります。余談ですが、マレーシアで水道管の破裂事故などのトラブルが多いのはABSです。(なぜ、トラブルが多いのかというのは、別の機会にでも書きたいと思います。)

そして、今回は、コンドミニアムの共有部分で新規に配管された同じ材質である、PP-R を使用しました。このPP-Rは、他の材料とは異なり、接着剤を使用して水道管を接続するのではなく、専用の工具で、パイプを熱で溶解して溶接する水道管の材料になります。

 

 

この材料は、まだ一般的ではないため入手しにくいのと、専用の工具を使用するため、狭いところに工具が入らないため、水道管の工事はさらに難しくなります。

他社の水道工事の専門の業者も、どうやってやっているのか、我々の工事の偵察に来ていました。まだ一般的でない材料であるのもあるのですが、水道管の接続をどうすべきか、既存水道管の経路が全くわからないので、無理もないかと思います。

同じコンドミニアムで工事に入っている、水道工事の専門の業者は、作業スペースが極端に狭いので、専用工具では作業が大変だと、PVCパイプを選択していました。

また、結構、丁寧な工事をしていいた業者なんですが、既存配管と新規配管の接続部分には、ナイロンのフレキシブル・パイプを使っていました。ナイロンのフレキシブル・パイプをセメントで埋める事になります。そこまで、丁寧にやって、そこを手を抜いたら意味が無い様に思えます。

工事業者によって、同じ水道管工事でも、材料の選定から接続方法も、大きく変わってきます。細かいことを言えば、使用している接着剤も変わってきます。

我々は水道工事の専門業者ではなく、内装工事を手掛けているため、色々な視点から材料の選定をしているので、水道工事の専門業者とは、材料の選ぶ理由も変わってきます。

コストを掛けるべきところ、費用を抑えるべきところ、配管の場所、耐久性、コンドミニアム全体で考えた各ユニットへの影響、メンテナンス性、色々考えて材料を選ぶ事になります。

ただ、工事の作業性は、ちょっと後回しで考えています。。。うちの職人は、つらいと思っているのに違いない。 (T_T)

 

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