谷川俊太郎氏の詩「あわてなさんな」は、こう始まる。
「花をあげようと父親は云う/種子が欲しいんだと息子は呟く……」
(『魂のいちばんおいしいところ』所収)
子は花より種子をもらった方が、自らの手で芽吹かせ、
花を咲かせる喜びを知る。
子の可能性を信じ、じっくり成長を待つ大切さを示唆している.
先月、8回目の挑戦で
福岡市の教員採用試験に合格した青年がいる。
挫折しかけた時、彼を支えたのは、亡き母との思い出だった。
野球少年だった頃、母もグラブをはめ、キャッチボールをしてくれた。ぎこちなかったが、うれしかった。
毎朝、姿が見えなくなるまで、思い切り手を振って送ってくれた。
照れくさかったが元気になった。
母が残したご祈念帳を開くと、こんな言葉が。
「息子の健康」「息子の勝利」
「息子に、世界一のお嫁さんが来るように」……。
青年は涙して奮起し、小学校の教員になる夢をつかんだ。
「今度は僕が、児童たちに愛情を注ぐ番です。
母には絶対にかないませんけど」。
後継の人材を育てるには、目先の結果を追わないこと。
その子が、いつか困難に直面した時、
自分の力で立ち向かうことができる“勇気の種子”を心に蒔こう。
大人が精いっぱいの真心で祈り、励ます。
それに勝る種子はない。(誠)
名字の言>2017.11.10
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「窪尼御前御返事」日蓮大聖人御書全集P1479
ねふかければはかれず・いづみに玉あれば水たえずと申すやうに、ご御信心のねのふかく・いさぎよき玉の心のうちに・わたらせ給うか
~通解~
根が深ければ葉は枯れず、
~池田先生のご指導~
大風が草をなびかし、雷が人を驚かせるような乱世に、
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「守護国家論」日蓮大聖人御書全集P37
兵者(へいしゃ)を打つ刻(きざみ)に弱兵(じゃくへい)を先(さき)んずれば強敵倍(ますます)力を得(う)る
~通解~
兵を討つ時、弱い兵を先に向かわせると、
強い敵は、ますます力を得る。
~池田先生のご指導~
日蓮大聖人は勝利の鉄則を教えてくださった。
すなわち「リーダー率先」である。
戸田先生は、常に最も大変なところへ、若い、私を派遣され、
突破口を開かせた。
これが、青年学会の誉れの伝統だ。
とりわけ新任のリーダーは、
「同志を必ず幸福に」「いかなる魔も打ち破る」
「広布の新時代を創る」との一念を燃やし、
率先の足跡を残していただきたい。
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~蓮華~
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