化け猫の母は妖怪ーその2ー

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京都 演劇人 飛鳥井かゞりです。

 

つつみんに手伝ってもらって、

P-actの黒幕の補修をしました。

 

 

綺麗に直りました。

もう50年ものの布ですから、あちこちぼろぼろです。

つつみん、ありがとにゃん(=^ェ^=)

 

その後、今日も一人稽古。

稽古後、放心して、ふと、なにげに。

脱いでも脱いでも猫です。

 

 

化け猫です。

化け猫の母は、今年90歳です。

去年から「私は90歳」と言っていたのに、

どうやらサバよんでたみたいです(=^ェ^=)

今年、ほんとに90歳です。

親不孝な化け猫は、

毎年、正月でも、母の家に行くことはなく、

電話もせず、です。

何日か前、母から電話がかかってきました。

「あんた、生きてんのか!?」

開口一番、これでした。

「生きてんのか、は、こっちのセリフ」

と言い返す化け猫。

「ちょっと持って帰ってほしいものがあるからいつでも来て」

と言います。

いつでも来て、と言いながらも、

母は毎日お出かけになってらっしゃいます。

夕方には、もうお眠りになってらっしゃいます。

で、今日やっと行ってきました。

もうお眠りになる寸前でした。

以下、玄関先での会話です。(特に用事のない限り、猫は玄関先で帰ります)

 

「あんな、正月からずっと歯が痛かってん。

 それで、歯医者に行ったらな、

 爪楊枝の先くらいの新しい歯が生えててん」

「は? 新しい歯?」

「うん、新しい歯や。

 それが悪さして痛かったみたいやねん。

 先生もなんでそんな新しい歯がはえてきたかわからん、て言うたはった。

 麻酔かけて、その歯抜いたらケロッと痛くなくなってん」

「へ、へ〜え」(どういうことだ、と心のなかでかなり驚く)

「それからな、私、背が伸びてん」

「姿勢がようなったんとちがう?」

「前はそこの棚の上のもんが取れへんかったんやけど、

 年明けたら届くねん。不思議やろ〜」

「だから、姿勢がようなったんやて」

「まだまだ成長期やねんわ、きっと」(おい、無視かよ、と心のなかで軽く突っ込む)

「それからな、この間買うた炊飯器、高かったけど、

 ご飯がほんまに美味しいねん」

「ふ〜ん、よかったなあ」

「友達がなぁ、そんな高い炊飯器よう買うなあ、て言うから、

 結婚すんねん、嫁入り道具やねん、て言うたった。

 コンロも新しいのにしたしなあ」

「。。。」(あ、そう、よ、よかったね、と心のなかで軽く突っ込む)

「もういつでも嫁に行けるで、わたし」

「あ、あは、あはは、は、は」(お元気でなにより、と心のなかで軽く突っ込む)

「あんた毎日何食べてんねん?」(これはよく聞かれる)

「パン」

「ふ〜ん、うちのご飯美味しいで、今ちょっとつまむか?」

「いや、いい」

「あ、そやそや、毎日御所まで歩いてるんやけど、

 この間から足が痛かってん。」(母の家から御所までは、片道約2km)

「痛いし歩いてるて言うてなかったっけ?」(それが不思議なんだよなあ、と心のなかで軽く突っ込む)

「うん、でも、帰ってきたら、足痛いし、

 夜、靴下履いて寝ててん」

「え?」(何故?、と心のなかで軽く突っ込む)

「そしたら、テレビで、靴下履いて寝たらあかん、て言うたはったから、

 あかん、と思って、

 ふくらはぎにゆるいサポーターして寝てみてん」

「う、うん」(何故?、と心のなかで軽く突っ込む)

「そしたらな、次の日から、もう全然痛ないねん。

 もうぴょんぴょん飛び跳ねられるくらいどうもないねん」

「あ、そう、よかったやん」(何故?、と心のなかで軽く突っ込む)

「あんたも、靴下履いて寝たらあかんで」

「う、うん、わかった」(もとより履いてないけど、と心のなかで軽く突っ込む)

「きっと毎日歩いてるから、こんなに元気なんやわ」

「そうやね、では、また」

 

化け猫の母は、妖怪でした。

あはは〜笑い泣き

 

明日も生きます!

 

 

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