たまに帰ってくる夫の目は

相変わらず死んだ魚のような目をしていて

ここまで人相が変わる人もすごいな、と

思っていました。

 

私もだんだん心は荒んでいきました。

毎日、ただ、ただ、不安に苛まれながら、

子どもたちの世話をして、自分の仕事を

どうしようかともがく。

 

お金の問題は時がたてばたつほど

厄介になり、複雑になり、

私にひどいダメージを与え続けていました。

 

はっきり言うと、

お金をきちんと入れてくれるのならば

 

しばらく浮気してても

構わない。

 

そんな感覚になってきたくらい、

私、ちょっともう感覚が麻痺してきてますよね?

もうすごくすごく

追い詰められてるんだと思います。

 

お金がどんどん

消えていく恐怖。

どんどん不毛なことに使われていく。

 

子どもたちのために貯金していた

お金が子どもたちのために使えない。

 

自分のためにももちろん使えない。

 

美容院には何ヶ月行ってないだろう。

 

洋服もまともに買えず、子どもたちの洋服も

どんどん小さくなります。

 

働きに出なければ。

でも働きに出ると、

夫の借金を肩代わりすることになる。

離婚を促進することにもなりかねない。

 

なにより、パパがいなくなった

不安定な子どもを置いて、フルで

働くのは難しい。

習い事のサポートもできなくなる。

パートにする?

それだと離婚できない?

 

 

じゃあ説得する?

暴走している人に

正論で論破しても

意味がない

 

心が死んでいるのに、まだ私は

離婚しない方法を模索している。

 

 

でもでも、だって、だって、

これを続けていく私。

 

このジレンマでモヤモヤしていて、

時間が経つごとに心が死んでいく。

 

離婚問題って

不倫って

本当に誰も幸せにしない。