試験で緊張してお腹が痛くなっても,当日に感染症に罹って発症してしまっても,
「それは危機管理能力がない」と言って憚らない国会議員がいます。
立憲民主党の石垣のりこです。
この人物は安倍首相の辞任会見を受けて,ツイッターでこんなことを述べています。
首相といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を首相総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます
取って付けたような(笑)「回復をお祈り致します」のあとに,
「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」というレッテルを張り,
難病を抱えている人は要職に就くなと言わんばかりの差別を公然と行っています。
※こういう発言を世間一般では「パワハラ」といいます。
皆さんが知っての通り,病気は注意したからといって発症しないものではありません。
また,持病があっても就業できるかどうかは医師が判断することであり,
決して敵対する国会議員が判断することではありません(笑)
受験生の皆さんはこういう人間を「悪い大人の見本」として絶対に真似しないようにしましょう。
なお,立憲民主党はこの発言をした石垣のりこ議員に注意したのみで,今のところ処分はありません。
こういう甘い対処をしているのは,党全体がパワハラ体質なので,「これは非常に差別的で
決して行ってはならない発言である」と深刻に思うことができないからです。
少しでもこの議員の異常な感覚を知ってほしくて特別にこの記事を書いた次第。