コロイドの凝析は反対符号の価数の大きいイオンを加える! | 化学の計算の練習!

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コロイド粒子は表面がわずかに帯電している。

そしてその電荷の符号はコロイド粒子の物質によって決まる。

例えば水酸化鉄(Ⅲ)ならば正に帯電,のように。

水中をコロイド粒子どうしが反発し合いながら運動している。

そのため,その電荷を打ち消すイオンがあれば,コロイド粒子どうしの反発がなくなるため

凝集し,ついに沈殿する。

電荷を打ち消すためには,反対符号のイオンの価数が大きいものを選ぶ。

水酸化鉄(Ⅲ)ならば塩化マグネシウム(塩化物イオン)よりもリン酸ナトリウムの方が

沈殿させるための効果が高い。