浸透圧調節 | 化学の計算の練習!

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センター試験改題(2008生物Ⅰ追試)

単細胞生物のゾウリムシの細胞質内で,拡大と縮小をくりかえしている細胞小器官があった。これと同じ細胞小器官をもつものとして最も適当なものを一つ選べ。

① ネンジュモ ② 白血球 ③ アメーバ ④ ヒドラの刺細胞 ⑤ 大腸菌

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拡大と縮小を繰り返しているのは収縮胞と呼ばれる構造。
細胞内も溶液,細胞外も基本的に溶液である。
細胞膜の内外では浸透圧の差があり,外の環境(溶液)の方が薄いならば,
細胞内に水がどんどん流入し,破裂してしまう。
収縮胞は細胞内から細胞外へ水を汲み出す器官。
細胞壁を持っている生物ならば,細胞壁によって破裂を防ぐため不要である(1・5)
また多細胞生物(動物)は,体全体で水を捨てる仕組みがある。
よって,単細胞生物で細胞壁を持たない③が正解。

やっぱり生物って丸暗記じゃ厳しいなあと思える問題です。一定の化学の知識も必要だし。