有効数字の計算 | 化学の計算の練習!

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高校生向け化学。当面の間は計算問題
計算問題の解説動画も作っています 動画増やせるよう頑張ります
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あくまで高校化学の範囲で,という話ですが。
文系の人なら,化学を入試に使うのは通常センター試験のみなので,
有効数字のことは気にする必要はない。
また,理系でも,一般入試が選択式の試験だとわかっている場合は,
やはり有効数字のことは気にする必要はない。
少し気にして欲しい人は,一般入試で記述式の化学が出題される場合。

ただし,以下の簡単なルールさえ守っていれば大丈夫。

加減算:足し算と引き算は同じ次元の量同士でしか計算しない。
(例えば身長の数字cmと体重の数字kgを足し算しても意味がありません)
よって,数値は最も大きな位までしか計算しない。
(例)5.0 + 1.37 = 6.37 ≒ 6.4

乗除:最も桁数の少ない数にして答える。
(例)1000 ÷ 28 = 35.7... ≒ 36
※1000は4桁,28は2桁なので解答も2桁

記述式の問題でも,大抵の問題は桁数を指定するのであまり神経質にならずに取り組んで欲しい。