先日、半年ぶりの乳腺外科の診察でした。
乳がんの手術から、4年半が経ち、
もう日常では、ほとんど乳がんを気にすることはなくなってきましたが、
この診察日が近づいてくると、
乳がん患者の自分に逆戻りして、
再発などの不安がよぎります
今回の術後5年目の検査は、
腫瘍マーカーや肝機能などの採血、
肺のレントゲン、
乳腺と腹部のエコーになります。
先日の腎臓内科の診察日に事前に、
採血、
肺のレントゲン、
腹部エコーをしました。
腹部エコーは、主に肝臓を診るためのものですが、他の内臓もチェックします。
この検査はもう何度もやってもらってますが、時間をかけて診て下さるほど、体に何か異変があるのかと不安が増します。
この日も技師さんがすごーく長く、肝臓のある右側を調べているので、ドキドキしていたら
「以前からある胆石は消化器内科でチェックしてますよね?」との一言があり、
あ、ずっと胆石を診てたのかーーとホッと胸を撫で下ろしました。
毎回本当にヒヤヒヤします。
エコー技士さんは結果を直接患者に言えないルールがあるので、安心させるために、わざと胆石と言ってくれたのかな。助かりました
さて、数日後の乳腺外科の診察日
この日は、乳腺エコーだけです。
こちらは、サクっと終わり、
これは異常なし!と勝手に確信しました。
この後は、
外待ち合いで、音楽を聴きながら診察を待ちます♬♬♬
いつもなら、「中待ち合い室へ行って下さい」の表示に番号が出て、診察室の前に移動して、しばらく待ってから診察になるのですが、
この日は、なぜか、突然、診察となり、
外待ち合いから、急いで診察室へ向かいました。
さて、診察。
コロナになってから、触診はなくなってしまい、結果説明がメインです。
乳がんの検査結果を聞くのは、5年目になってもドキドキします
腹部エコーは、やはり胆石があるけどOKで、その他の検査もすべて異常なしとの事でした
先生
お変わりはないですか?
私
はい、半年前に女性ホルモン剤をタモキシフェンからアロマターゼ阻害剤に変えましたが、よく言われるホットフラッシュや関節痛やこわばりの副作用は今のところはありません。
あと前回、アロマターゼ阻害薬(フェマーラ)が先発品の処方となり、とても値段が高かったので、ジェネリックに変更できますか?
はい、大丈夫ですよ。
フェマーラは高いですよね。
(なんで前回はジェネリック変更不可の処方箋だったんだろう?←心の声)
それと、術後の女性ホルモン剤は、合計で10年服用と言われますが、私の場合はタモキシフェンを3年半飲んで、閉経となり、アロマターゼ阻害剤に変わりましたが、これからどのくらいの期間飲みますか?
あと6年間になりますか?
タモキシフェンは骨を保護するんですけど。。アロマターゼ阻害剤は副作用に骨粗鬆症などがあるので、取り敢えず5年服用して、その時の体の様子を診て決めましょう!
これから、年齢的にも骨粗鬆症は心配なので、そうします。
などなど話して、
ではまた半年後にね。
診察終了~!
これでまた半年安心して過ごせます
女性ホルモン
私の乳がんは、女性ホルモンを栄養として増殖するタイプです。
乳がんになるまで、女性ホルモンについてあまり詳しくありませんでした。
閉経前と閉経後では、エストロゲンが作られる場所が違うそうで、
閉経前は主に卵巣でエストロゲンが分泌されて、
閉経後、卵巣機能は低下して、エストロゲンは減りますが、その代わりに副腎からアンドロゲンという男性ホルモンが分泌され、脂肪細胞にあるアロマターゼという酵素の働きで、少量のエストロゲンが作られるそうです。
閉経後もエストロゲンが出ているんですね。知りませんでした。
今後は、エストロゲンを抑える薬を服用しているため、骨粗鬆症等に気を付けて、
その他、閉経後に多い高血圧、動脈硬化、糖尿病、脂質異常症などにも注意していきます。
ここからは余談です。
診察が終わり、ホッとしたのもつかの間、
待合室で、薬局のアプリで処方箋を撮影、送信しようとしたその時・・・
気づいた。
えっ?
耳にイヤホンが、、、
入ってる???
ガーーーン
さっき急に診察室に呼ばれたので、
慌てて電源だけオフにして、
耳にイヤホンつけたまま、診察受けてた!!!
なんて先生に失礼なことをしてしまったんだろーーー赤面です
最近自分のボケぶりが怖いです。。。
これも女性ホルモンのせいでしょうか(笑)
そして、薬局へ
アロマターゼ阻害剤は、
3割負担、180日分で、
前回の先発品の21600円から
ジェネリックのレトロゾール、12460円になりました。
ジェネリック様々です
副作用に骨粗鬆症があるので、食事と、
かかと落とし、片足立ち、スクワットなどの骨活を細々と続けます!
今日も長文をお読み頂いて、
どうもありがとうございます。