先週は3ヶ月ぶりに腎臓内科の診察に行ってきました。
検査結果は
検査結果は、ほぼ横ばいです。
補体値がよかったけど、
良すぎるので、喜び過ぎないようにします。また下がるかもなので。。
中性脂肪、LDLコレステロールが高め、これはコロナ禍の自粛での運動不足と、ストレス解消の甘いものが原因です。
副甲状腺ホルモンのインタクトPTHも高い。
私
腎機能がこのくらいだと、他の患者さんもインタクトPTHが高くなりますか?
先生
そうとも限りません。
ある一定の腎機能に落ちても、副甲状腺の機能亢進、高カリウム血症、腎性貧血などの合併症は、出る人と出ない人がいます。
出る症状は人それぞれです。
だから、インタクトPTHは高いけど、腎性貧血もカリウムもまだ悪くないですよね。
副甲状腺機能亢進症も原発性か腎性か、わからないし。
でも、年一回、エコー検査や診察を受けて下さいね。
今日は他にもいつになく丁寧に説明がありました。
そして最後に
先生
ちょっとお知らせが、、、
3月で辞めることになりまして。。
私
えーーーーっ!嘘ですよね?(しつこく何度も言った)
じゃ、今日が最後じゃないですか!?
突然のことだし、
勝手に定年まで診てもらえると思っていたので、かなりの衝撃でした。
思わず、涙がポロポロこぼれました...
患者さんにご負担をかけるので、ギリギリまで言わずにいました。
次は、女医さんか男の先生がいいとか、何曜日の診察がいいとか、希望はありますか?
先生は男女を問わず、膜性増殖性腎炎の患者さんを多く経験された先生が希望です。稀な腎炎なので。
待ち時間が長くてもかまいません。
では、同じ曜日の男性の○○先生にしますね。
私にとって、初めての年下の主治医になります。
いろんな話をしながらも、これまでのお礼と長い勤続の労いの言葉をお伝えしました。
こちらの大学病院には、小児病院より転院して、20代から通院しています。
2人目のこの先生には、私が30代から(先生もお若かった!)18年間もお世話になりました。
私の闘病人生の中では、一番長く診て頂いた先生になります。
朗らかな女医さんで、上から物を言うことはなく、話しやすく意見も聞いてくれました。
といっても人間同士、
忙しそうで、質問しても納得できる回答がもらえない時もあったし、治療方針にモヤモヤしたこともありました。
でも、膜性増殖性糸球体腎炎という稀な病気に付き合ってもらい、具合が悪い時もあったけど、転院してからの30年間は腎炎で1度も入院せずに済みました。
これは先生方が、辛抱強く、薬のコントロールを上手くして下さったお陰です。
大学病院は転勤などで、主治医がコロコロ変わるという話もよく聞きますが、同じ先生に長く診て頂けたことはとても幸せでした。
そして、
4年前に乳がんになった時、院内の乳腺外科の仲間の先生に速攻で連絡して繋いでくれたことは一生忘れません。
手術の時も、もし腎臓に悪影響がでたら?という不安でいっぱいでしたが、入院中に乳腺外科の先生と、たびたび相談して頂き、腎機能もそんなに悪くなりませんでした。
しょんぼり、病院をあとにして、
帰りの電車でも、診察室のたくさんの思い出が蘇り、またウルっときました
先生へ
長らくお疲れ様でした。
心よりありがとうございます。
お別れするのに、涙が止まらないくらいのいい先生に出会えた私は幸せだと思います。
先生のこれからの人生にたくさんの幸がありますように
別れは突然やってきますね。
その時その時、今、目の前にいる人を大事にしないとと思いました。
皆さまの3月はいかがでしょうか?
今日もお読み頂いて
心よりありがとうございます。