やりたいことが見つからない
生きづらいと感じる方に
占いを通して
日々思うことや感じたことをお伝えしています
リュッカエルク
ナースから占い師になったアナです
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こんにちは、アナです!
先日、息子が卒園した保育園のプチ同窓会があり
親子で参加してきました。
自然環境を生かしながら独自の保育をする
木更津社会館保育園
この保育の方針に共感した保護者が全国から入園を希望して集まってくるのです。
そういう私も実は、この保育園に息子を入れるために
別の場所から引っ越しをしてきました。
不思議なご縁
保育園の教育方針はこのように書かれています
「自分は生まれてきてよかったのだ」と
1人1人の子供に、9歳までに確信させること
1.子供たちは、内容を問わず自己発見(あっそうか!)が推奨され、自ら課題・問題設定(なにこれ?)をする事が許される。
2.自ら設定した課題を達成するプロセスを、子供たちは再び自己選択・決定 (どうしようかな?)しなければならない。
3.その成果が本人の決定した満足水準に達する迄、担任の側面援助を受けながら、子供たちは全力を挙げる。子供たちは、成果に自己満足し、自己の人生に対する自己責任を喜んで受け入れるだろう。
4.上記の凡てが、特定の大人たちの肯定の共鳴によって包まれる事。
というのがこの保育園の方針なのですが、
私がこの園を知ったのはNHKテレビでの放送でした。
出産して間もなく、日向ぼっこをするために近所の公園に行くと
同じようにベビーカーでお散歩しているお母さんたちがいました。
その時に、驚きの発言を聞いたのです。
「ねえ、あなたはお子さんをどこの学校に入れようと考えてるの?幼稚園はバスがいいと思うんだけど、小学校は東京の私立?」
え?うちの子まだ0歳ですよ?
そんなこと全然考えていませんが・・・今ってそういう時代なの?
衝撃で、その日の夜
子供の教育についていろいろ調べて
「●●キッズ」という幼児教室へ通うことにしました。
そこは知育をしてくれるところでした。
しかし、息子が一人で歩けるようになるころ
ふと思ったのです。
「頭がいいことよりも、虫を捕まえたり、子供の時しかできないことをさせてくれるほうがいいんじゃない?」と。
そこで、もっと自然保育をしてくれるところで
情操教育をしてくれるような保育園はないだろうかと、探していたところたまたまNHKテレビで『社会館保育園』のドキュメンタリーを放送していて、まさにここだ!と一目で気に入ってしまい、すぐに見学に行ったのです。
するとそこには
想像をはるかに超える驚きの光景が・・。
私が一番驚いたのは
「目」です。
子供たちの目がみんなキラキラ輝いていたんです。
いまでも、その光景を忘れることができません。
正直、保育園はキレイとはいいがたく、ちょっと古めな感じの建物と園庭はどろどろで、パンプスで行ったことをすぐに後悔したくらいです。
ところが、次の瞬間
「ねえ!誰のお母さん??」
と小さな子に声をかけられて驚きと同時に
その子の目がとってもきれいで、生命のエネルギーが満ち溢れていたんです。その瞬間に、ここだ!と確信しました。
その見学から2カ月もしないうちに、分譲マンションを売却。その保育園のために引っ越しをしたのです。なんとも不思議なご縁に導かれていました。
いつでも遊びにおいで
その保育園を卒園して、もう11年。
園長先生が提言していた「自分は生まれてきて良かったのだ」と9歳までに確信させることは、息子にいかされています。
小学生の時に、心無いことを言われて息子はとても傷ついたことがありました。もしかしたら一瞬「自分なんていないほうがいい」と思ったかもしれません。でもその行動にでなかったのは、園長先生のお陰だと思っています。
卒園時に園長先生からの言葉が文集にのせられています。それを改めて読んでみると本当に深く温かい言葉だなと、思わずにいられません。抜粋ですが、読んでみてください。
卒園児たちへ
『君たちは、安逸よりも、難問が好きなのだ』
スプーンとフォークでも食べられるのに、
なぜ君は箸を練習したのか。
タイプライターでもパソコンでも字は書けるのに、
なぜ君は鉛筆で時の練習をしたのか。
洋式のトイレの方がラク楽なのに、
なぜ君は和式のトイレを使うのか。
リズムの時、食事の時、社会館にも椅子はあるのに、
なぜ君は正座するのか。
~中略~
君たちは、答えがすでに分かっていることに我慢ならない。
君たちは、状況判断を瞬間的にする。
君たちは、自己感情を常に意識している。
君たちは、指示の根拠を自動的に推し巡らす。
いつも、「私は私」と思えることの素敵さ。
いつも、「あの人はいま困っていないかな」と察するアンテナが動いていることの素敵さ。
いつも、「自分の幸せと、仲間の幸せが等価である」ことが当たり前。
~中略~
出来なかったことができていく快感。
「やればできる」と思ってやると「本当にできる」ことの不思議。
仲間に応援してもらうと勇気が湧いてくる摩訶不思議。
仲間を応援していると、自分も元気になれる。
人と一緒に幸せになる事が、本当の幸せだという発見。
君たちは、安楽よりも、難問が好きなのだ。
安楽椅子は捨てよう。
「こんちきしょう」と思ったら、社会館を思い出せ。
遊びにおいで。いつでもいいよ。
※安逸(あんいつ)とは、何もせずにぶらぶら暮らすこと。
いま子供に必要な事
保育園では、あえて「不便」を提供していました。
園庭には遊び道具はありません。
あるのは、土とタイヤと渡り木、ツリーハウスくらい
子供たちは、そのあるものを使って創意工夫しながら遊びます。
ですから想像力が必要です。
でも、みんなが同じ遊びをすることは強要されていません。
のんびりしたい子は座っているし、
かくれんぼしたい子、泥団子を作りたい子、木登りしたい子
水を掛け合う子、それぞれ自由に時間を過ごします。
全てが自由ではありませんが、興味をもったことはどんなことも自由にやらせてくれました。いま17歳になった息子にそれがどんな影響があったのかはわかりません。
ただ言えることは、かなり体力はついたこと(風邪をひかない)。
そして、保育園は楽しいところだったという記憶をもっていること。
「自分にとって帰れる場所を持っている」というのは、辛い時苦しい時に楽しい思い出の場所があるのは、大事な事なんじゃないかと思うのです。
たくさん挑戦して、たくさん挫折して、辛くなったときに原点に戻れる場所がある。それを教えてくれたのです。
今日もお読みいただきありがとうございます
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