江戸っ子、アホの子、ガリ勉の子 「RHYTHM」より | 数百マイルから君を〜時々、韓国

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ニッキにお熱だったのが、いつの間にやらsnowman推しに。基本は箱推しですが、しょっぴー重めです。韓国に在住しているアラフォーママとして海外生活の日常も少し。

少年隊が青山劇場で23年続けていたオリジナルミュージカル「PLAYZONE」

歌もダンスもお芝居もちゃんとした(?)ミュージカルなんだけど、中には笑っちゃうシーンも盛り沢山。
今回はその中から私の好きなコントのようなシーンをご紹介。
もちろん、こんなんばっかじゃなくて、大半はカッコよくて圧巻の場面ばかりです。


それでは96年の「RHYTHM」から。
少年隊がそれぞれ特徴を持った小学生に扮します。

江戸っ子→ニッキ、ガリ勉→ヒガシアホの子(笑)→かっちゃん

なんともハマり役の配役です。


設定は学校の帰り道かな。

みんなのカバン持ちのかっちゃん。

克「もぉ~早く代わってくれよ~!俺にもやらしてくれよ~!」

真剣にゲームをやり続けるニッキ。

克「分かったよ!やらしてくんないんだったら、君たちのカバン捨てちゃうからね」

 

そう言うかっちゃんにツカツカと寄ってって…

思いっきり足蹴り!

 

「痛い!何すんだよ~!」


「お前がギャーギャーうるせーから負けちゃったじゃねえかよ、チキショー!」

克「僕のせいなの?」

錦「俺がお前のせいだっつったら、お前のせいなんだよ、こんちきしょーめ!」

克「変なの~どうでもいいけど、早く代わってくれよ~」

錦「何がだよ!」

克「だってゲーム負けちゃったんでしょ?次は僕の番じゃないかよ~」


錦「今日はずっと俺の番なんだよ、べらんめー!」

 

今度は後ろ蹴りを喰らわす暴力的な江戸っ子小学生。

ニッキのべらんめえ口調が…ウケる(笑)

「なんかぁ、錦織くん、荒れてない?」

いつもクールなヒガシが、こういう時にはメーターを振り切るところが面白い。
ヲタクみたいな話し方だし(笑)

錦「おう、そうなんだよ。いいこと聞いてくれたな、おい。俺んちの父ちゃんよ、なんだかよく分かんねーけど、建設会社の下請けの下請けの下請けやってるらしいんだけどよ、それがお前、うち帰ると勉強勉強ってうるさくって、サッカーだってやめさせられそうなんだぞ!」

「なぁ~んだ、そんなことか」

「なんだよ、その言い方!ムカムカ

東「だって結局は、君がいい成績さえとればサッカーもやめなくたっていいわけでしょ?単純なことじゃない」


「おいおいおい、簡単に言ってくれっけっどな!!………やめた、やめた!ガリ勉に何言ったって分かんねーや」


東「分かりたくないよ、別に」


「はあ~~あ…」


分かりやすい大きなため息(笑)


克「東山くん~、なんか悩んでんの?^^」

東「まあね」

克「よかったら僕に言ってごらんよ^^」

「君に理解できるかなぁ」


錦「けっ!ヤな野郎だな、まったくよ!」


東「僕の場合、常に成績はトップクラスでしょ。それはスイミングスクールでもピアノ教室でも、おんなじことなんだよね」


この言い方がなんか面白い(笑)


錦「おいおい!それ自慢じゃねーかよ、このスットコドッコイ!」


克「聞いてあげなよ~^^」


「なんだよ、俺に命令したな?ちょっと来い!」

克「またかよ~痛いのやだよ~」



ニッキにボコボコにされるかっちゃん。



「いいなぁ!君たちは自由で!結局僕は、人生の最後の瞬間まで、親の期待に応えて、いい子でいい成績を取り続けなきゃいけないってことなんだよね」

 

錦「おいなんだよ……お前、子供のくせにずいぶん大人っぽいな」

東「そう?」

克「なんだかよく分かんないけど、大変そうだーねー^^」


錦「俺がよかったら、お前のママさんに意見してやろうか?」

東「いい。親に心配かけても、なんの解決にもならないもん」

克「親は大事にしなきゃいけないよね…」

東「うん」


克「後悔しても………遅いから!」


突然泣き出すかっちゃん。



「おい、なんだよ、おい!」


克「ぼくんちのパパとママケンカして、ママ出てっちゃったんだよ~」

錦「ええ? 今はやりの離婚か!?」

克「よく分かんない…」

東「おばさん、いつ出てったの?」

克「半年前…」


「じゃ、決定だ」


克「………かもね(T_T)」


錦「あぁ…なんだよ…。なんだか俺、自分がすげー幸せなんだなって気持ちになってきちゃったよ」

錦「ほら、ゲームやっていいよ」

克「本当にいいの?」

錦「ああ、構わねえよ。悩みはゲームにぶつけりゃいいんじゃねえかな」

かっちゃんにゲームを貸してあげたニッキは、ポッケからもう1個のゲームを取り出す。


2個あったんかい~!

 

続いてヒガシくんも…
東「実は僕……みんなには内緒にしてたけど、うちの緑ガメが出てっちゃったんだ」

 

再びの告白に衝撃を受けるニッキ。

 


錦「俺だってもよ……内緒にしてることの1つや2つはあんだよ」


自分も何か秘密を打ち明けたかったようです。


錦「実は俺…実は俺、今背骨が折れてんだ」

 




無反応な2人。


錦「俺たちってのは……案外苦労人なのかもしれねえな」

 


 小学生もいろいろ大変なんですね。




ここから歌に入ります。

「情熱熱風セレナーデ」の替え歌。



♪鏡の中の自分見るたびに

こんなに老けてていいのか疑問に思う


朝の食事の前にはカルシウム

夜の食事のあとは鍼とマッサージ


最近の子供は体ボロボロ

最近の子供はかなり成熟


ゲームしてても…なんか?

サッカーしてても…なんか?

楽しめないよ…なんか?


この♪なんか〜で首をかしげる3人が可愛い


もう暗くなってきたから帰ろ!と言う3人。
克「ちょっと待ってよ。カバン持つの、ジャンケンしようよ、ジャンケン!

錦「あ、いいよ!そうだな」

ヒガシとニッキはパー。
ひとりチョキを出したかっちゃんが「勝った!勝った!」と喜ぶと…

錦「10対2だよ!バーカ!」


そんな………(笑)


東「計算もできないのかよ〜」


腹立つわ〜こういう子(笑)


去っていく二人を追いかけてくかっちゃんで、おしまい。



96年のミュージカル「RHYTHM」はちょっと異例で、物語らしい物語はないんだけど、ジャニーズの音楽満載で、テンポよく繰り広げる4コマ漫画のようなステージ。


さっきみたいなミニコントみたいなのもあれば…



やっぱりカッコよさで魅了させてくれる場面も多々あったりで、その幅の広さを堪能できる。



この「RHYTHM」は私の中で好きな作品の一つです。「カプリッチョ」と「KING&JOKER」も同じくらい好きです❤



それでは、大人みたいな小学生を演じる少年隊の楽しいコント(?)をご堪能ください。

(出処:Nicky Channel)
個人的にはヒガシの演技に注目です。


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