大本営発表 | 波動砲口形状研究

大本営発表

東日本大震災、被災された方々の気持ちを思うと言葉もない。
週末はかなりの時間テレビに張り付いていて、外に出るといつもの日常があることがうまく受け止められない感じだった。

そして原発事故。家にいたおかげで現在進行形で状況を見ることになった。
そこで身にしみて分かったのが東電の情報の出し方が大本営発表だということだ。

事故もあるレベル以上にならないと事故とは言わない。事案と言い換えられている。
爆発事故なら爆発的な事案。だが爆発という言葉もお好きでないらしい。

13日の第一発電所一号機の爆発は東電の文書になるとこういう表現になる。
波動砲口形状研究

音と白煙って。敗走を転進と言い換えても本質はなにも変わらない。
誰もがテレビであの爆発を見ていて、事実は何もかわらないのに、
大したことじゃなかったんだという印象にすり替えようと必死になるのはどうしたことか。
これだけ明らかなことでそれなら他のこともその調子なのだろうと思わざるをえない。

原発の是非、技術的なことも採算的なことも素人には分からない。となれば判断材料はこの相手が信用できるかどうかだけだ。
しかし東電の態度が信用してもらおう、してもらいたいと思っているもののそれでないことは確かだ。

書きたいことは多々あるが、このブログの当初の主旨とも外れる。

かといってヤマトのことを書いている場合でもないのでしばらく波動砲口形状研究はお休みという形にしたい。