今夜の金曜ロードショーは視聴者アンケートからスタンド・バイ・ミーが放送されるけれど、有名な作品だけど昔テレビで後半を観たくらい…原作も一度挑戦をしたことがあるけれど、いじめだとか嫌な環境だとかで前半で挫折してしまった。
 スティーヴン・キング作品はそういったあたりで興味がありながらテレビのミニシリーズをちょっと触れた程度だけど、自分の記憶がたしかならばスタンド・バイ・ミーは中学生時代に中古ながら映画を観ていないのにサントラを購入したものだった。
 今では色々と記憶があいまいだけど映画のサントラはスタンド・バイ・ミーかネバー・エンディング・ストーリー、このどちらかが最初に購入した映画のサントラだったと思う(はじめて購入したCDは小松未歩さん、初洋楽のCDはサイモン&ガーファンクルだったと思う)

 だいぶ前にサントラが新しく出たとき訳詞が新たについていたけれど、自分が持つものは原詩のみで中学生くらいだったと思うけれど意味もわからず聴いて、一部は辞書を引きながらなんとか意味を理解しようとしていたのを思い出した。
 今はもうそんな気力はないし、パッケージに訳詞つきというものしか購入しないから今はそこまではしないけれども。
 ただこのあたり歌詞つきというものが原詩だけなのか訳詞つきなのか悩むことがある(苦笑)個人的にすごいと思ったのが解説付きとあったパティ・ペイジさんの日本で新たに選ばれた追悼CDだけど解説は本当に充実して読んでいて面白かったけれど原詩すらも未収録というのに困った。
 それくらい自分は英語ができない…

 さてスタンド・バイ・ミーのサントラだけど題名となったベン・E・キングさんの曲はもちろん好きだけど個人的に音楽を聴いていて妙に好きだったのはデル・ヴァイキングスの二曲で中学生時代にCDショップにいってお店にCDがあるかないか聴いたくらいである。調べてもらうと日本ではCDは未発売ということでそれから縁はないのだけど、コーラス的な感じが好きだった。
 意味がわからないから辞書を引きながら何とか訳そうと努力をしたけれどbabyをどう訳すか悩んだ記憶がある。可愛い子ちゃんはさすがに言葉が古すぎると思ったし、この曲にかぎらずdarlingも悩んだ。特にスタンド・バイ・ミーの場合は映画の印象から友情的に思ったけれど、ちょっと見方を変えれば恋愛の歌詞ともとれて愛しい人か親しい人など、どの言葉を使うか困った記憶がある。
 カム・ゴー・ウィズ・ミーだとか最初の2、3行目の
Come and go with me
Come go with me
andがないだけでも、悩んだ記憶がある。面倒なので確認をしていないけれど、英語は複数の言葉のならびで熟語となるものがあったりしてそういったあたりで苦手に思った部分だったりする。
 僕のもとに行ったりきたり、まっすぐ僕のところにきて、と今の自分は読んだけれどまったく自信がない。
 余談だけど前述したパティ・ペイジさんのテネシー・ワルツだけどある一文、Loved oneだけどそのまま愛していたと思ったけれど、たまたま別の本の解説で死んだだとか死体という葬儀用語というのを読んで、そのままなのかそれともそういった意味を含んだのか未だにわからなかったりする…

 つづくウィスパーリング・ベルズは比較的に意味はわかりやすいけれど、擬音をどう訳すか難しいと思った。チリンチリンもドンドン、ガランガランも何だか雰囲気が出ないしウィスパーリング(ささやく)という言葉から濁らない言葉を選ぶ方がいいのかなと思った記憶がある

ウィスパーリング・ベルズ(試訳)

ベルがささやくように響くよ、そう低くね
ささやくようなベル、愛する君みたい
君をつれてきてよ
ねえ、僕のもとに戻ってきてよ

ベルがささやくように響くよ、広く清らかに
君は甘くかわいい、愛が聞こえる
君を連れてきてよ
ねえ、僕のもとに戻ってきてよ

 何となく原詩を読んで意味はwかるのだけど、それを訳そうとするとかなり意味がわかりずらいというか、自分の語彙力に苦笑いした。擬音の部分は外したけれどわりと短い英文でもこれだから小説を原文で読むのは今の自分では無理である…

 他の曲に関しても辞書に載っていなくて未だに意味がわからないもの…Yakety Yakだとか何となく掛け声かなと思っているくらいで、辞書に載っていないものはお手上げだった。
 余談だけどサイモン&ガーファンクルのセシリアの訳詞で情事と訳されていた部分は原詩で学生だたった自分はそのまま愛を作ると読んでなんてロマンティックな言葉なんだろうと思ったら…たまたま辞書を引いていて性的な行為だとかズバリな言葉で笑ってしまうと同時に「情事と訳したのはすごいな~」と思った。それを知ったあとに高校の掃除時間だったかに音楽が流れていたけれどセシリアが流れてきて思わず笑ってしまった。
 今度の金曜ロードショーでは同じくアンケートからグーニーズが放送されるけれど、あるキャラクターをどうするのだろうとちょっと気になった。このときの放送はソフト版ではなくテレビ放送吹き替え版だということで気になるし、今夜のスタンド・バイ・ミーにしても吹き替えはテレビ版、ソフト版二種類(ひとつは小学生が吹き替えてかなり評判が悪いみたいだけどアイディアは悪くないと思うし逆に気になった)あるしもしかしたら新録の可能性もある。
 最近読んだ記事で今は予算とともに少し前に20世紀FOXが買収されたけれど、その買収もとが複数の吹き替えがあるのを好まない、今後新たなテレビ吹き替えは製作されない、これが最後かもというのを読んだりしてテレビ洋画劇場の苦境を感じたけれど、そういったなかで色々といわれるけれど金曜ロードショーはがんばっているなと思う。
 自分の英語力はひどいものだし、今回は辞書をひかず自分の知識で訳したけれどかなり間違えてはいると思う。なので誤訳だとかかなりあると思うし、時間をみると一時間以内で書き上げた日記だから言葉の選び方も充分ではないけれど、改めてピタリとした言葉を選んだり訳す翻訳者はすごいと思う。

スタンド・バイ・ミー(試訳)
夜が訪れて、闇があたりを覆い
月しか見えなくても
僕は恐れないよ
恐れることはない
君が長くそばにいてくれるなら
僕のそばに

ねえ君、大切な人
そばにいて、僕のそばに
今ここに、そばにいて
僕のそばに

もしも見上げている空が崩れ落ちたり
山々が海に沈んだりしても
僕は泣かない、泣いたりしない
僕は涙を流したりしない
君が長くそばにいてくれるなら
僕のそばに

どんな困難だって
君がそばにいてくれるなら
僕のそばに、今ぼくのそばに…