時計じかけのオレンジ | 楓子(ふうこ)のブログ

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自分の好きなエンタメ関係を中心に書いています。

12日(水)赤坂ACTシアターへ行ってきました。

見る前から、ちょっと気乗りしていなかった私。
スタンリー・キューブリックの映画を見た事はないのですが、
主人公らしき人のジャケ写が印象的だし、お芝居の内容をちらっと見ただけで、
おそらく、私の苦手とするものオンパレードじゃないかとあせる

感想を一言でいうならば、目と耳が異常に疲れたショック!

今回は、1階H列センターブロック左端から3番目。
スピーカーからはそれなりに離れていたけれど、とにかく生バンドによる大音量の音楽。
舞台にある大きなスクリーンになったり、目がチカチカしてくる照明。
最後の方は、あまりの大音量に、耳をふさいでしまいました。

小栗君が歌うのだから、多少ミュージカルの要素を含んでいるとは思ったけれど、
あんな感じとはねぇ~
小栗君の歌は、初めて聞いたけれど、まぁ、あのくらい歌えたらいいんじゃないかな?(;^_^A
それが、メインなわけのお話じゃないから…

出演は、小栗旬主演、橋本さとし、武田真治、高良健吾、山内圭哉、
石川禅、キムラ緑子、吉田鋼太郎など。

吉田さんのいい声と、橋本さんのコミカルさ。山内さんの厭味ったらしい感じ。
緑子さんのクールさ。
武田君は、『スウィーニー・トッド』並みのメイクで、似合いすぎべーっだ!

舞台だから、あえて抑え目にして、少しコミカルさを取り入れたのかな?
おそらく、映画だと目をおおいたくなるほどの映像だろうなぁ~と想像させた。
そして、主人公が、治療を受けてる最中の様子や、強制的に見せてる映像や、
スクリーンに映る目(目玉というべきかあせる)は、
悪い夢を見そうな気がして、目をふせてしまった。
目のギョロギョロした映像は、吐き気がしてくる感じガーン

話の内容は、悪行の限りを尽くす主人公を、選択という自由を奪ってまで、
管理する社会を善とするのかという矛盾した事を皮肉ってる感じかな?

それにしても、通路の後ろ、センターブロックの3列は、見事におじさま方ばかり叫び
あれは、株主優待なのか、完全に関係者勢ぞろいって感じだねシラー
だって、それ以外は、女性が圧倒的なのに、あの3列は端に女性が何人かいただけだもん。

帰りに、ある女性が「これは、一体どういう感想を持てばいいんだろう…」と言ってた。

本当は言ってあげたかった。
感想に正解なんてないよ。感じたままが、感想なんだから…
嫌悪感を覚えたなら、それが感想。面白かったなら、それも感想。

仕事帰りに見たから、メチャクチャ疲れたしょぼん
ぐったりでしたダウン
あれを毎日演じるのは、さぞかし疲れるんだろうなぁ~
具合悪くなったりしないのかな?
千秋楽まで、怪我をせず、終わることを祈ります。