さて。
昨日の問題は判ったかな?w
A
B
少々意地が悪かったかもしれない。
Aの季節は初春。
遥かな直線で山並みは遠くかすんで見える。
田んぼといくつかの建物が見える。
Bの季節は初夏。
同じく直線が続いているが、山が近い。
両脇は田んぼなのか牧草地なのか区別がつかない。
そして、どちらにも電柱がなく、特徴的な標識や建物も存在しない。
単純に「田んぼがあるほうが滋賀県」と思えれば、実はソレで正解。
Aが滋賀県で、Bが北海道。
詳細に言うと、Aが滋賀広域農道で、Bが氷見スーパー農道。
妙に「山が近いからBは本州だろう」とか、「Aの看板が動物注意っぽい」とか思うと間違える。
これなら北海道っぽいのかなぁ?
視力検査♪
冗談はさておきww
↑これは北海道だって思うよね。
道端に矢印立ってる。
↑これな。
「矢羽根」と呼ばれているらしい。
実は本州、特に京都なんてところに住んでいると全くなじみがない。
夜になると電気も点くとか???
うわなにこれかっこいい!!
北海道の方によると・・・
『吹雪や濃霧でめっぽう威力を発揮してくれます。夜になると電飾がついて、これでもかと道路の端をアピールしてくれます。
地吹雪でホワイトアウトしたときは、自分がどこを走っているのか上の矢羽根を見ながら確認するなんて、ウソみたいなことが本当にあるんですよ。そんなときの矢羽根は地獄で仏。
景観上よろしくないという意見もあるようですが、一度でも矢羽根のおかげで命拾いしたことがある人なら、その必要性に疑問を挟むことはないでしょう。足を向けて寝られません』
要は、この子たちは「道の端っこがココですよ」と言っているらしい。
ちなみにボクがよく見かけるのは・・・
地面から生えているタイプ。
スノーポールと呼ばれている。
こういう規格があるらしく、降雪(積雪)量を知ることもできるそうだ。
積雪量の少ないところでは、こういった境界線に立っているだけの低いタイプもある。
こうなると意味ないけどね。
てゆーか、こうなっても大丈夫なように、北海道では吊り下げ式なんだろう。
ところ変われば、なのか、郷に入らば、なのか判らないが、その土地に合うように作られているらしい。
そういえば・・・
そういう意味で、北海道には「路面に書いた標識」って少ないのかしら?
関西ではこういうの見慣れてるけど、北陸や北海道にはないのかなぁ?
雪降ると見えなくなるよね?
交通標識でいちばん地域性が出るのは信号機だろう。
↑これ、京都で一番よく見かける薄型LED信号機で、ひさしが短い。
これは古くから北海道で使われている薄・縦型信号機で、ひさしが長い。
実は北海道の信号機は開発当初から薄型だったそうだ。
滋賀県の中~北部で見かけるのは、このひさしのかわりにカプセル型の風防が付いたタイプ。
北陸地方ではカプセル型も縦型になるようだ。
今後、北国で増えるだろうのがコレで、極薄・縦型LEDタイプ。
積雪には強そうだが、もしかしたら風防が付いていたほうが良いかも?
吹雪で白信号になるのはよく聞く話だからね。
では・・・
豪雪地帯や高速道路で見かける、これって何の記号か知ってる?
実はこの標識、我々一般人には関係がない。
「投雪禁止区域指定標識」と言い、除雪車が雪かきをしても良いか悪いかを示している。
四角いほうが「近隣や高架下に雪を飛ばしてはいけません!」を意味し、十字のほうが「規制区間終わりです♪」を示している。
この青黄の四角の下には民家や側道などがあることが多く、迷惑をかける区間を過ぎると十字のマークが現れる仕組み。
まぁ、100年に1度使うか使わない知識だが、覚えておいて友人に自慢しようw





















