入院中に新聞を毎日数紙読んでいて、退院したら絶対に書きたいと思っていた内容なのでやっと書けます。

 

 

リブログ先の記事で

 

>安田氏の言う「自己責任」とは

>何を指して言うのか?

>どこからどこまでの範囲を指して「自己責任」と言っていたのか

>それが全く理解出来ない。

 

と書いたが

 

安田氏が帰国後に行った会見から

 

安田氏の言う「自己責任」とは何を指して言うのかが

 

ハッキリと分かった気がした。

 

 

あくまでも私の独断と偏見による見解・理解なので

 

違うご意見の方も当然いらっしゃるでしょうが

 

いちいち突っかからないでね。

 

色んな意見があって良いと言うのであれば

 

これも一つの意見ですから。

 

 

と言うのを踏まえて…

 

 

 

 

安田氏が会見で話した内容を抜粋したい。

 

まずは謝罪の言葉の後…

 

「何が起こったのか、可能な限り説明するのが私の責任と思っている。」

 

「(想定していたのとは別の)2人組が『シリアに行こうか』と話しをしてきた。

 聞いている話しとは全然違うと思ったが、そう言うものなんだろうと思いシリア側に入った。

(中略)

 別の方向に入ってしまったのは完全に私の凡ミスと言うか、自分でも考えられないようなミスだ。」

 

「12月末に日本側が連絡を絶ったと言われた。

 彼らの機嫌が悪くなり、トイレの行き帰りに尻を蹴られるなどした。」

 

「(自己責任論を巡り)批判や検証を頂くのは当然と思っている。

 当事者である私からは言いづらいが、紛争地に行く以上は当然自己責任と考えている。

 日本政府が救出するのは厳しい環境にある。

 だからこそシリアに退避勧告を出している。

 そう言った場所にあえて入るのは相応の準備をし、何かあった場合に自分で引き受ける準備が必要だ。」

 

「国として行政としてやるべき事をやって頂いたと解釈している。」

 

「自分の身に起きる事は自業自得だ。」

 

 

 

 

要するに簡単に言うと

 

安田氏の言う「自己責任の範囲」と言うのは

 

・万一拘束された場合の暴力や虐待などによる心身のダメージ

・殺される事も含む。

・社会からの批判や検証など。

 

であり

 

身代金要求による日本政府の尽力や金銭負担に関しては

 

・国として行政としてやるべき事

 

と思っていると言う事である。

 

 

 

結局やはりと言うか何と言うか

 

「俺が行かなきゃ誰が行く?」

 

と言う思いから

 

密入国をしてまで

 

国にほっとけ!と言ってまで行く行為に関しては

 

「いざとなって捕まって、殴る蹴るや最悪殺されても構わん!」

 

とは思っているが

 

「でも殺されない限りは日本が助けてくれるでしょ?

 それが国や行政の『するべき事』なんだから♪」

 

とも思っているって事が分かったね。

 

 

 

要するに要するに

 

安田氏に対して「自己責任論」を訴えているのは

 

「自己責任と言って制止を振り切って行ってるんだから、捕まったら身代金は自己負担か、それが出来ないのであれば自死を選ぶ覚悟が必要なんじゃねーのか?」

 

って事なんだが

 

安田氏援護派のジャーナリストたちは

 

「国が出す情報だけでなく、その裏が知りたい!

 国民は知る権利がある!

 殴る蹴るなんて覚悟の上!

 万一殺されるかもなんて上等だ!

 ただ、捕まったら助けてくれるのが日本国の仕事だよね?

 ソコはソコでちゃんと仕事はして頂戴な♪」

 

って意味で

 

「安田氏は謝罪の必要無し」だの

 

「安田氏は(生き残って情報を持って帰ったから)英雄!」

 

だの言っている訳だ。

 

 

 

 

もうこれは平行線でしかない。

 

 

海外の様に

 

「(´・ω`・)エッ? 金も出さなきゃ助けもしませんよ?

 勝手に行ったんだから、保護対象じゃ無いですから。」

 

と言わない限り

 

拘束すれば必ず助けに動いて金の出る日本国の国民は

 

向こうにとっては飛んで火にいる夏の虫状態で

 

鴨が葱背負って来ているのと同じだ。

 

 

 

ぶっちゃけ過去にも拘束されているにも関わらず

 

今回制止を振り切り

 

悪態をついてまで密入国して拘束されちゃった安田氏に対しては

 

「次捕まったら見殺しにするからね」と言うか

 

某宗教組織の様に

 

24時間監視下に置くかしない限り

 

パスポートを取り上げた所で

 

こういう人間はいかなる手段を取ってでも行くので

 

考えが変わる事は無いと思う。

 

 

現に会見前に飛行機の中での発言では

 

荷物もカメラも全て取り上げられたので(日記だけは返して貰った)

 

帰国してそれが準備出来れば

 

自分を拘束した連中がなんて奴らなのか探したい的な事を話している。

 

 

 

会見では

 

「今現在今後も行くかどうかについては、分からないです…

 分からないです…今は…」

 

「今回非常に危険な状態である、それから自分自身だけではなくて家族だけでもなく、日本政府であるとかいろんなところに影響がありましたので、また現場に行くとは言えませんけれども。」

 

と発言していて

 

「二度と行きません」とは明言しなかった。

 

 

ましてや

 

「これ以上取材をしなくてよいと言う事は絶対にないので、それを私自身がやるかどうかはまた別問題として、ジャーナリズムと言う物が必要ないとか現場の取材が必要ないとか言う事は全くありませんので。

 私自身が出来なくても誰かがやるのであれば協力したいですし。

 ジャーナリズムと言う物がなくなると言う事は絶対にない様に、そう願っていますし。

 自分の出来る事はやりたいなと言う風に思っています。」

 

と発言しているので

 

自分が行くかどうかは別として

 

いくら行ったらアカンと言われ様とも

 

行く必要はあるから僕は協力するよと言っている。

 

 

 

自分が行くかどうかは別として

 

第二、第三の安田が居るとするならば協力すると言っている訳だ。

 

 

 

一方帰国を心待ちにしていた家族に対しては

 

「取材に行くのは私自身の判断だが、両親は年を取っており拘束中も気に掛けていた。

 いい加減親孝行しなければいけないのではないか」

 

と現在44歳の安田氏は語り

 

3年4カ月前の時点で既に安田氏自身は40を超えていたんだから

 

とうに親孝行をしてなきゃアカン歳だっただろうよと

 

ぶっちゃけ突っ込みたいのが本音だ。

 

 

40過ぎて親に迷惑掛けんなよと。

 

 

 

 

 

米大リーグの某投手が

 

「誰かが(紛争地に)行かないと内情が分からない」

 

と反論したらしいが

 

その某投手は内情を知りたかったのか?と疑問に思う。

 

 

日本国民1億2千万人の中で

 

どれくらいの人が欲しい情報だったのか。

 

 

某投手はこうも言う。

 

「匿名で文句ばかり言ってる人の言葉に、何の説得力があるか分かってますか」

 

ぶっちゃけ実名だとしても

 

婚姻中に女作ってどーしたこーしたって人の言う事の方が

 

説得力は無いんとちゃうの?とも思いますけど。

 

 

安田氏に対しては

 

「どの面下げて帰国する気だ?」との声があるらしいが

 

某投手に対しては

 

「お前が『説得力』って言葉を使うな」やと思いますがね。

 

 

加えて言うなら

 

某投手が身代金をポンと出してあげるのであれば

 

「お前ら文句言うな!」は納得出来ますが。

 

 

 

まぁ

 

何年か後に

 

ほとぼりが冷めた頃に

 

安田氏本人か

 

もしくは安田氏が支援し協力しアドバイスをした何者かが

 

また行くかもね。

 

 

 

ではでは(^▽^)ノ

 


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