どの業界でもある、お店の価格競争! | プロが教える家電情報

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お店は、1人でも多くのお客さんに買ってもらわなければなりません。

どうしても同じ商品は、近隣のお店と競争になってしまいます。

もちろん同じ会社の店舗は、競合しないように出店しています。


電気製品も同じ状況です。

お店に並んでいる電気製品は、どのお店もほとんど同じです。

特に家電量販店で販売されているNB商品は、どのお店を見ても全く同じ商品です。


価格を見比べても、どのお店も同じです。


ここまでは、普通の状態です。


しかし週末になると、価格が変わる商品も出てきます。

何故かというと、一週間の売り上げの50%以上が週末です。

週末には、近隣のお店のチラシが新聞に入ります。

お店は、週末に絶対売らなければならないんです。


競争が激しい地域の家電量販店は、近隣のお店の価格調査をしています。

客さんを逃がさない努力をしているんです。


しかし、メーカーは、その後が大変でした。

月曜日になると、どこどこのお店で、この機種が安く売られていたから、安くして販売した。

などいう連絡が、家電量販店から入ってきます。


ようは、値引いた分のリベートが欲しいということです。

お客さんへの販売価格は、お店が決めているのに変な話です。


話を聞くにしても、最初に値引きしたお店のチラシでもあれば販売価格は分かります。

しかし、確認できるものが無ければ、言われるままです。

最初のお店は、企業努力をして安くしたかもしれません。

でも最近では、この手の話は無くなりました。

(噂では、今でも時々入ってきますが)


リベートの依頼は直接的ではなく、体裁を変えています。


しかし消費者は、もっと賢くならなければと思います。

価格と同時に、仕様や機能をもっと知って欲しいと思います。

例えば、電子レンジを買うにしても、メーカーが違えば仕様や機能は違います。

いったん購入すれば、何年も使う電子レンジです。

それぞれに合った電子レンジを よ~く調べて買ってもらいたいと思います。


【今日のキーワード:NB商品】

「NB=ナショナルブランドの商品」です。

誰もが知るところの、知名度のある大手家電メーカーの製品です。