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放送を聴いて頂くことができます。

 

MYSTIC SOUND TRAVEL

ミスティック・サウンド・トラベル

(毎月第2、第4土曜日放送)

 

第123回放送

2022年7月9日土曜日

12:00~12:50

 

【本日の特集】

 

シコ・ブアルキ

(ブラジル:伯剌西爾) 

Chico Buarque  

República Federativa do Brasil  

 

パーソナリティ 花壇

アシスタント どろしー

 

番組宛メールアドレス

769@moeru.fm   

 

FAX番号

0164-42-3856

 

オープニングテーマ曲  

Hard Days + Heavy Night  

ハード・デイズ&へヴィ・ナイト  

 / 花田裕之  

 

エンディング曲  


天夢航海 Far Journey  

L'esprit / レスプリ     

 

英国のニューエイジバンド、L'esprit / レスプリ。 

ロックチャートよりも

ヒーリングミュージックで有名です。 

 

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(・∀・)ノ

皆様こんにちは。

 

実家のお庭に生えていたお花を

長年ツツジだと思い込んでいたところ

サツキだそうで、うん、わかりません。

春先に咲く他のツツジより遅く

旧暦の5月つまり皐月に咲くからサツキね、なるほど。

そーいえばツツジの蜜って毒があるという事で、

子どもが中毒してお腹を壊したりするそうな。

 

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今週令和4年7月9日の放送は

現代ブラジル音楽の最重要人物の一人、

MPB(エミ・ペー・ベー:ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)の第一人者、

詩人で小説家でもあるシコ・ブアルキを特集します。

 

スマホ・PCにてサイマル放送のリンクはこちらをどうぞ

 

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【本日のお勧め動画】

 

Chico Buarque · Milton Nascimento

O Que Será (A Flor Da Terra)

シコ・ブアルキ ミルトン・ナシメント  

いったい何なのか(地球の花)  

 

ブラジルの国民的小説家ジョルジェ・アマード原作

ブルーノ・バレト監督の1976年に発表されたブラジル映画

『未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活』 主題歌。

 

Fado Tropical

ファド・トロピカル(熱帯のファド)

かつてポルトガルの植民地だったブラジルの悲しみを

歌っている…という事になっておりますが、

当時のブラジルの軍事独裁政権を遠回しに

揶揄っております。

 

世界の音楽情報誌「ラティーナ」の元記事はこちら

 

Apesar de Você 

あなたがどうであれ

 

ブラジルは1964年から20年以上も軍事独裁政権が続き、

ミュージシャンや小説家等の表現者が

少しでも政権を批判したとみるや

作品を回収したり発禁処分にしたり、

投獄しまくったのでした。

 

Vai Passar

ヴァイ・パッサール(通過します)  

どろしー「サンバ楽しーですう♪カーニバルさんですう♪」

曲調は楽しいのですけどこの場合は

軍事政権に抗議する群衆のデモ隊ですね。

『私たちの歴史の不幸なページ♪』とか

『闇の取引で搾取された』とか。

ヴィデオもよく見ると鎖に繋がれている人とか

ピースマークのTシャツを着た男性とか

後半になると軍隊が出てきたりします。

 

Cálice (Cale-se)

「聖杯」 (Cale-se)は”黙れ”の意  

シコ・ブアルキ&ミルトン・ナシメント  

キリスト教的な聖杯(Cálice)

軍事政権下の言論統制をダブルミーニング。

ジルベルト・ジルとの共作。  

 

この頃軍事政権に物申した

(実際に批判してなくても『批判してる』とみなされた)

かなりのミュージシャンが

投獄されたり亡命したりしていたそうです。

カエタノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、

ナラ・レオン、エルザ・ソアレスetc…。

ことにシコ・ブアルキさんは

当局がレコード会社を襲撃(!)し、

ディスクのコピーを破壊し、

曲を承認した検閲官も罰せられたらしいです。

しかし、元の音源が破壊を免れたため、

再発行することができたという事です。

特権階級の出身にもかかわらず、

弾圧される貧しい人々のために立ち上がったことで

時の権力者には”裏切者”に見えたのでせうか?

 

【本日のお勧めアルバム】

 

現代ブラジルポピュラー音楽界の第一人者で

現役なので数多くのアルバムを発表しています。

日本でも比較的入手しやすいものをご紹介。

 

ジャケット写真が「使用前使用後」的な

パロディ画像でよく使われておりますw

曲の方も是非聞いて頂きたいです。

 

シコ・ブアルキさんのフルネームは

フランシスコ・ブアルキ・ヂ・オランダ。 

 

シコというのはフランシスコの愛称なのですね。

 

オランダ という姓は

かつてブラジル東北部の一部を領地としていた

オランダ人の子孫という意味らしいです。

(追記)

 

2017年に発表された最新アルバム。

現役にござひます。

Massarandupió はお孫さんの

シコ・ブラウン(Chico Brown)さんとのデュエット曲。

ブラウンさんのお父様は

カルリーニョス・ブラウン( Carlinhos Brown)さん。

(追々記)

シコの魅力の片鱗に触れたい方向け

初期の名曲を網羅したベスト盤。

歌詞カードが欲しひところです。

どろしー「最近の曲さんも入れて欲しいですう♪」

お手軽なのは良いのですが、ちょっと待て、

名曲Samba de Orly(オルリーのサンバ)

入ってないではありませんか!!

 

 

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