花鳥風月は9月
節目となる周年祭を経て
花鳥風月の会長さん(息子)に伝えたい
知って欲しい想いがある。
それは…
漢字
「恩」が教えてくれる、
あなたの「命の因(もと)」
そもそも「恩」っていう字がさ
皆さん、「恩」という漢字を
じっくり見たことがありますか?
この字は、
実は「原因の因」という字の下に
「心」がついた形をしています。
これは、
「今現在の自分を省みる時、
その原因(もと)は
どこにあるのかを知って、
それを心で感じることだ」と
いう意味なんです。
「因」に秘められた赤ちゃんの姿
特に、
上の**「因」**という字は、
一説には、囲んで守られた中に、
大の字になってすやすや寝ている
赤ちゃんの姿を表していると言われます。
私たちが安心して生きられるのは、
周りがこうして
守ってくれているからですよ、と
いうメッセージが
この形に込められています。
親やご縁、見えない恵み。
たくさんの「
おかげさま」が、私たちという存在を支え、
育んでくれているのです。
恩知らずは命知らず
この命の「因(もと)」を
心で感じた時、感謝が生まれます。
そして、その恩に報いるという意味の
**「報恩(ほうおん)」**という言葉が
生まれてきます。
だからこそ、古くから
**「恩知らずは 命知らず」**と
言われてきました。
自分が誰かに
支えられているという「因」に
気づけない者は、
その命の根本にある恵みを
忘れているに等しい。
感謝の心を失えば、
人は孤立し、やがて命を危険に
さらす無謀な振る舞いをしてしまうからです。
「恩」という漢字は、
私たちが決して一人ではないこと、
そして、その支えを忘れずに
生きていくことの大切さを、
静かに教えてくれている。と感じるのです

