M&Oplaysプロデュース「クランク・イン！」を観に行きました。
ドラマ「最愛」が好きだったこともあり、舞台の吉高由里子さんを観たくてやってきた。
開場して入ると、セットが不思議空間。
2段になっていて、下にベッドルーム。上にもまたベッドルーム。
2階建ての住居？？
始まってすぐに判明するが、これは映画撮影のために滞在する彼らの宿舎。
モーテルみたいに一部屋ずつ外に面している。しかしセットには、壁もドアも無い。
役者さんの芝居とドアの開閉音で出入りを表現する。
ドアは、たまに開けっ放しになっていたりする（と、想像させる）。
皆さんが芝居上手。
初日だったせいか、キャストもお客さんもちょっと固さはあったと思う。
石橋穂乃香さん。舞台で拝見したのは初めてだけど、意外にも（と言っては失礼だが）とても良かった。
死んだ堀美晴の代役はミヤギ。
ベテラン女優に「ズンダみたいな名前」とか言われる😆
主演女優・羽田ゆずる。
大女優らしいが、記憶が怪しい。
ジュンに「付き人にならないか」と言ったのに、しばらく後で「付き人になりたいと言ってきた」と、ジュンから言い出したことにしている。
ジュンは登場からまやかしだった。
監督に「昨日会いました」と言っておいて、「会ったのは今が初めて。印象付けようと嘘を言った」と覆す。
最初は、ゆずるの言っていることが本当でジュンが嘘をついているのかと思ったが、どうやらそうでもなさそう…。
⚠️以下はネタバレが含まれます
最初はまともそうに見えたジュン。
ミヤギが消え、堀美晴の代役が回ってくると、言動が狂気じみてくる。
それを見て監督は「ジュンで撮ろう」と宣言する。
「今度はいい映画になりそうだ」
ん？
堀美晴は事故死ではなく殺されていて、しかも犯人はゆずるらしい。
後任のミヤギが消えたのは偶然なのか？
消息が心配に…。
「いい映画」の意味も気になる。
堀美晴もミヤギもジュンも、監督が狂気へ追い込んだのではないか？
いい映画のために、わざと？
ゆずるは最後に「あの子と最初に会ったときのことが思い出せない」と言う。
あの子＝堀、ミヤギ、ジュン。3人とも覚えていないのだと思う。
ゆずるのマネージャーはプロデューサーから呼び出され、「何か」をゆずるに伝えなければならず、呆然と立ち尽くす。
「いい映画」のために、彼女は何を伝えるのか。
（・・・降板？）
ヒントは出た。続きはお客さん次第…🤔
作・演出：#岩松了 さん
出演：#眞島秀和 さん #吉高由里子 さん #伊勢志摩 さん #富山えり子 さん #石橋穂乃香 さん #秋山菜津子 さん
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