私の父。

昭和16年、青森県出身。

母が亡くなって、コロナ禍が始まった。

父親がポロッと。

『死ぬまでに青森行きたいなぁ～』

そんな父親はコロナが怖くて

『ヨシっ！行こう』

なんて絶対言わなかった。

なんでか？どうしても連れて行きたかった私がいた。

姉たちに

『私とジィジで行くが、他に行く奴はおるか〜？』

と訪ねたら、長女、次女、四女、五女、ワタシ（六女）

大所帯になった

ホテルの予約、レンタカー予約、新幹線のチケット。

全てやらせてもらいました。と、言うか…誰もやろうとしなかった(笑)

目的は半分父の思い出探しと半分観光。

姉妹うえ、３人は青森に行ったことがあるそうだ。四女、五女、六女が初上陸。

出発の朝は名古屋発の新幹線。

父は【のぞみ】か初めてだそうで、早い新幹線は【ひかり】の時代で止まってるらしい。

東北新幹線への乗り換えが案外スムーズでビックリ！紙のチケットにして良かった。

東北新幹線のホームでは鉄子の長女とワタシが興奮

乗った車両が連結車両だったので盛岡で切り離しを撮りに行ったり忙しかった。

もう、ワタシの旅は満足。

6:30名古屋出て、八戸駅着いたのがお昼。

八戸ラーメンと言うモノを食べた。

アッサリスープ。

レンタカー借りて十和田市内へ。

【墓参り】と称して来たのだが、肝心な墓が見つからん。

そう父親の記憶、翌日にわかったのだけれど、時すでに５０年前の記憶だったと。

住職に聞いてみたが記録に無いとのこと。

そして住職に戸籍を取り直して命日分かれば調べます。とのこと。

近くの違うお寺へ行ったが『違う、この景色じゃない』と父は言う。

（振り回される私たち）

はるか遠い昔住んでいた記憶は田んぼ、用水路、平屋、写真も白黒時代の記憶だからこの令和の時代の十和田市内を歩いてもピンとこない。

八戸から移動時間含めかれこれ３時間。

もう、十和田市内出ないとホテルに間に合わないので一旦打ち切り〜。

十和田湖まで走ります。

奥入瀬渓谷。

キレイな景色でした。

何とか間に合ってホテル着。

あとはご飯食べて温泉入ってぐーたら休むだけ。

寝る前に明日のスケジュール相談。

本当は朝から十和田湖遊覧船の予定だったが思いの外父の記憶があいまいだったのと、記憶のかけらを繋ぎ合わせたくて遊覧船やめた

前日、夜のバイトだった為に睡眠時間が1時間だったワタシはスッと寝た

母ちゃん備忘録

人生の忘れ物探しの旅