今年も、災害が相次いで襲ってきています。
各地で被災された皆様、今頃どうしていらっしゃるのでしょう。
いろいろなことを想うと、ブログに何を書いたらよいのか、言葉が見つかりません。
２か月前の西日本豪雨では２２７名の方が亡くなり、まだ不明の方の捜索が続き、避難されている方々の仮設住宅建設など復興の先行きさえ不確定な状況のなのに…
９月に入って、４日から５日にかけて台風２１号が襲ってきました。
従来は、どちらかと言うと、豪雨被害が深刻で、水害対策に集中しがちだったと思うのですが、
２１号は強風を伴う台風でした。さらに高潮が凄かった。
テレビのニュースでは、たしかに「強風にご注意ください」とか「高潮警報」とか、言っていたとは思いますが、
現実がどういうことなのかは、被害に遭ってみないとわからないものなのですね。
四国の高知県や徳島県を襲った高潮の恐ろしさ！！
動画→ https://www.sankei.com/west/news/180904/wst1809040046-n1.html
関西空港の冠水ほか「台風21号被害まとめ 2018/9/4」動画→ https://www.youtube.com/watch?v=B1oYz_z1bAU
本当に恐ろしいことで…、でもこれはいつか私の身に襲いかかるかもしれないんですよね。
そして、９月６日午前３時８分ごろ、北海道胆振（いぶり）地方を震源とする地震が発生し、厚真（あつま）町で震度７、むかわ町と安平（あびら）町で震度６強…
朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASL965FQ9L96UTFK016.html
気象庁は今回の地震を「平成３０年北海道胆振（いぶり）東部地震」と名付けた。ということです。
厚真（あつま）町では広範囲に土砂崩れ現象が起きていて、今夜も自衛隊などによる捜索活動が続いているようです。
一人でも多くの人命が救助されることを祈るばかりです。
その後も余震が続いていますし、北海道全域で停電ということ。
停電すると、水道もストップして、広い範囲で断水。
病院で、ちゃんと機能しているところは、少数の特定病院だけのようです。
札幌までもが停電・断水。さらに液状化で道路が寸断されたり…、
テレビのニュースを観ていると、胸が痛みます。
電気も水道もない中で、みなさん、どうされているのでしょう。
日本は、海や山が豊かで、風光明媚な国ですけれど、それだけ災害も多いのですね。
いずれの災害も、早急に復興されることを願うばかりです。
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災害の時の人命救助、救援、復興について、思うことがさまざまに浮かぶ今日このごろです。
例えば、今回の地震については、「自衛隊は２万５千人態勢で…」と早くから発表がありましたけれど、西日本豪雨の時は〈自衛隊はどのぐらいの規模で出動命令が出されたのかしら…〉とか、分からないことが多かったです。
地震と台風や豪雨では、対応が違うのかしら…、
地震は予知できないけれど、台風や豪雨は予測できるのだから、もっと早めに、自衛隊だけでなく、他の自治体からの救援体制を作るとか…、「助かる命を助ける」ようにしてほしいと思ったり…
地震の時には、停電が起きて、様々な危険を伴う非常事態になることは、東日本大震災でも教訓化されてきたと思うのですけれど、今回の地震でこんなにも深刻な状況になるなんて…、地震の多い国で、しかも北海道で、緊急時のバックアップ体制がナゼ考えられていなかったのでしょうねー。
大阪・関西空港の高潮被害は、東京に住む私たちにも、他人事ではないと思いました。
あの空港が出来るときに、たぶん安全性の議論はされてきたと思うのです。
でも、ネットで調べただけでも、「海の潮位は、気圧が１ｈＰａ下がると、海面が１ｃｍ上昇する」ということです。
参考にしたサイト→ https://life-info.link/tyhoon-kiatsu/
今回の台風は９４５ｈＰａで接近してきました。高気圧に覆われた夏の気圧は１１００ｈＰａぐらいなので、海面は１ｍ５５ｃｍ上昇するわけです。
その上に満潮が重なると海面はさらに上昇しますし、台風の強風に煽られて、高潮が猛威をふるうのですね。
だから「９４５ｈＰａの台風が強風をともなって接近する」ということが発表された時点で、「４日の朝から関西空港の封鎖」を打ち出していれば、５０００人もの人が閉じ込められずに済んだのだと思うのです。
それができなかったのは、「安全神話？」をもとに関西空港が運営されていたからだと思うのです。
そこから心配されるのは、羽田空港のことだけではなくて、
臨海部、豊洲への築地市場の移転なのです。
小池都知事は豊洲市場の汚染地下水問題を取り上げて都知事選挙で当選し、その後は、安全宣言しました。
ですから、素人が何を言っても、「専門家」と言う人たちに論破されるだけですが…（笑）、
豊洲は埋め立てられた島なんですよね、海に浮かんでいる島です。
地震の時の液状化や津波などで、孤島になることはないの…？、台風の高潮被害はどうなのかしら…。
あの汚染された地下水が液状化で噴出してきたら…、あー、怖い！！ 豊洲は安全じゃないわよーというのが私の判断。
でもまー今は、食品流通も多様化しているので、豊洲市場に一極集中という時代ではなくなってくるとは思うし…。
私は、東京臨海副都心（２０年前に、そういう言葉があったのです）には近づかないようにしていますし…
まー、東京の直下を震源とする地震が起きたら、生きて地獄を見るより、あの世へ旅立つほうがいいなー。
政治や経済を担っている人たちに、何も期待できませんから…。
あの方々は美しい国土や、人々の生命を守ることなんて、本当は考えていないのよね。
考えていたら、地震大国ニッポンで、こんなにも超高層ビルを林立させるわけないわよね。狭い日本に、５４基もの原子力発電を設置するはずもないし…
ともかく、何事も起こらないことを、神様や仏様に祈るしかありません。
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９月３日に歌舞伎座・昼の部にいきました。
ほんとうは、【おめでとう！ 成駒屋！！ 歌舞伎座『金閣寺』】というタイトルでブログを更新しようと思ったのですが、あまりの災害の多発で、気持ちが塞がってしまいました。
明日からは、ノーテンキなポジティブ人間に戻ります。
そのために、遅くまでかかったけれど、今夜中にブログ更新しました。
おやすみなさい。