昔、有料情報サイトの仕事をしていたのに有料情報を勧めないのは何故か?
それは実力が付かないから。
自分が働いてた情報サイトは売り逃げ出来ないような出来高の薄い低位株は扱わず、手前味噌ですがなかなかの実績を出していました。
始めたのがリーマンショックの一年ちょっと前、そこから順調に会員数を伸ばしてリーマンショック後の下落相場でもかなりの成績を上げていました。
なので、会員さんは利益を出せていると思っていたんですが、リーマンショック以降、会員数はどんどん減っていき、最終的に廃業となりました。
会員様が撃沈していってるのは何故か不思議だったのですが、振り返ってみるとそもそも有料情報に頼るくらいなので実力が付いてなかったのじゃないかと。
下落トレンドに入ると売買のスパンも短くなり、狙う利益も細かく刻まないと上昇の長さより下落の長さの方が長いので損失の方が膨らみます。
永い間上昇トレンドで慣れた会員様は短く刻むと言っても通じなかったのかもしれません。
売買の作戦の立て方とか銘柄選びのポイントとかロスカットの基準とか、有料情報では出来上がった料理からは料理法や素材の加工法は解らないように、投資の世界で生き残る方法は身に付かなかったという事と気づきました。
また、参考書を買っただけで安心して勉強しなかったりって事があるようにお金を払って満足する人もいたでしょう。
有料情報を全て否定するつもりはありません。
お金持ちの人は面倒な銘柄選びの時間を短縮する事が出来て効率的なので、時間を買うという意味で有効かと思います。
しかし、お金持ちで無い人はお金を払って実力を付ける時間を捨てる事になるのでお勧めしないんです。
※有料情報や有料セミナーに使うお金があったら投資資金に回しましょう♪

