去年のコロナショックからのリバウンドは特に違和感ないんですが、去年の11月からの日経平均の上昇は、ずっと違和感がありました。
下のチャートの三角の部分。
日経平均 日足チャート 3年
去年の6月以降、ほぼ横ばいだった分の反動と言えば反動なのか、コロナショックが無ければ本来到達したかったポイントなのか?
去年の3月安値からの下値支持線を引くと、一旦27000円くらいの調整が必要と見えるので、上昇継続ならこの辺りへ向かってくると予想できたのですが、その上昇が何の期待なのか?
もう一つ違和感を感じるのはコロナショック前と出来高がさほど変わらない。
日経平均と比べてNYダウはコロナショック後、明らかに出来高が増加している。
市場参加者の増加が株価を押し上げていると見れる。
NYダウ 日足チャート 3年
この違いは何なんだろう?
もう一つ気になるのは、ここ数か月、日経平均の調整時の下げの強烈さ。
まるでゲリラ豪雨や豪雪みたいな異常気象の様。
この急落、月に一度のサイクルになってきているので近いうちに来る。
近いうちに来るなんて言うとまるで、南海トラフ地震の事みたい。
問題は次の急落の幅がどれくらいか。
下落幅が縮小するのか5月より拡大するのか。
そこで気になるのが最初の三角の部分。あれがバブルとすると24000円へ向かって突っ込む事もあり得ると思うのです。

