今後BBがはじまる3銘柄の短評です(。・ω・)ノ゙
パピレス(3641・JQ)
想定発行価格(2500円)から算出した
市場資金吸収額が約3億4000万円
(オーバーアロットメントによる売
り出しを含めても3億9000万円)、
時価総額32億円と小粒。PERは12倍。
また、1-16位までの上位株主にすべからくロックアップを掛け、
その比率は上場前株数の96%におよぶ。
ただその分、ロックアップ期間は上場日から90日(通常は180日)、
ロックアップ解除価格も公開価格の1・5倍以上(通常は2倍以上)と、
ロックアップ条件が緩めになっていることに留意したい。
「1年半ほど前、準大手証券がIPOに向けて主幹事業務進めるも、
結局手を引いたようだ」(市場関係者)など気になる話も聞かれるが、
本格的な電子書籍販売会社のIPOとあって注目度抜群。
ブックビルディングには「積極姿勢」で良さそうだ。
トータル・メディカル(3163・JQ、福証)
想定発行価格(4200円)から算出した市場資金吸収額が5億円、
時価総額20億円超、PER7・5倍。
上場前株主は経営陣、従業員、地元銀行など13人とシンプルで
ベンチャーキャピタル(VC)は見当たらない。
既存株主の売り圧力は気にしなくても良さそうだ。
人気を集めにくい業態だが、
需給妙味があり、順調発進が期待できそう。
ブックビルディングには「やや積極姿勢」。
なお、同社はJASDAQと福証に重複上場するが、
上場日がJASDAQは6月24日、福証は25日と異なることに注意。
電算(3640・2部)
想定発行価格(3500円)ベースで、市場資金吸収額が6億8000万円
(オーバーアロットメントによる売り出しを含めると7億8000万円)。
時価総額50億6000万円。東証2部にしては軽量級。
パピレスと同様に、ロックアップ期間は上場日から90日間、
公開価格比1・5倍以上となればロックアップが解除される。
ロックアップ対象者は1-13位株主すべて(上場前株数の97%相当)。
上場前株主にいかにもVCという名はない。
PER7・1倍、PBR0・8倍弱、配当利回りも3%
(今期配当予想は前期比40円増の120円)と
割安感はあるものの、今期減益予想で、
積極的に買う材料に乏しい。ブックビルディングは「中立」。
というように日証新聞では
電算に関しては多少弱気な感じです
枚数は1900枚しかないので一見需給不安はなさそうですが
先に上場するボルテージ・パピレス、また外部環境次第でしょうか。。
BB時期がかぶりすぎて資金分散もありますし
電算に関してはあまり全力ではいかないかもしれません(・ω・)b