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◆はじめに
私達は福岡県大牟田市の出身であり、亡くなった実父は地元の公立中学校の元校長でした。もう8年前のこと、夏の帰省中、その実父から日教組先生達の思考と行動のパターンについて聞く機会があった。といっても、これは今からは四半世紀以上前の(よって、1995年に旧文部省と日教組が所謂「歴史的和解」を行い協調路線に移行する、更には、戦後のこの社会を長らく蝕み呪詛してきた旧教育基本法が改正される2006年以前の)話ですから、現在の日教組・全教の先生方の行動や思考とは異なるかもしれません。要は、昔話し。


しかし、昔ばなしは(デフォルメされた形にせよ、)ある種の人間集団の行動と思考の様式をより典型的に示すものでもある、鴨。ならば、父から聞いた昔話しも、また、日教組・全教を始めとする戦後民主主義を信奉する勢力の現在における行動と思考のあり方をなにがしか示唆していないとも言えない、鴨。畢竟、「古代史には人類の普遍が、中世史には民族の理念が顕現する」と私は思うのです。


では、8年前に聞いた元公立中学校校長の四半世紀前の昔話しには何が示唆されているのか。(民主党政権の成立によって、旧教育基本法の復活等々、戦後民主主義を信奉する勢力による反動がいよいよ現実化してきている現在、)それを各自でお考えいただきたいと思います。而して、本稿がその思索に対して何らかの参考になれば嬉しいと思います。


尚、本稿に関しては記事末尾にURLを記した拙稿をも参照いただければ、この8年の推移が(日教組・全教、そして、民主党の危険性が何も変わっていない経緯が)分かりやすいかもしれません。よって、ご併読いただけるようであれば嬉しいです。



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◆とある公立中学校校長の昔ばなし


終業時間を指摘して逆切れされた話

ある公立学校校長:
辻本先生(仮称)、あんたほんど毎日クラスのホームルームん終わったら帰ろんなさるごたるばってん、何か理由のあっとの? 特に、家庭の事情とかあんなら聞かせてくれんかんも。


辻本先生:$%@♂@&#$£☆★◎¥℃★§☆


ある公立学校校長:
特に、理由のなかとなら、終業時間は17時やけん、17時に退出するごつしてくれなはらんかんも。今の世の中はウルサかけんのも、もし、あんたんクラスの生徒が下校中に事故にでんおうたときにのも、「17時前に電話ば学校にしたが担任の先生はそん前に帰っとらしたげな」とかちゅーこつにでんなったら、あんたも管理責任者んあたしでん世間になーん申し開きはでけんとばんも。そげんかこつやけん、今日からそげんしてくれなはらんかんも。たのんばい。


辻本先生:$%@♂@&#$£☆★◎¥


ある公立学校校長:
今までんどこん学校ん(勤務校の)校長さんでん何ち言わっしゃれんじゃったとに、なんで今更言い出すとね、ちゅーとかい。あんたのも。他の校長さんはそりゃー、あたしと違うて度胸のあんなさったとじゃろだい。そばってんの他は他ぞ。そんにのも、公務員給与は終業時間17時ば前提に算定されとっと。その規則ば守らんちーいうこつは市民・県民・国民の税金ば盗人すっとと同じやろだい。


あんたん理屈は、「今までこん店で万引きしたっちゃ一回でん咎められんやったとに、何で今日に限って怒らるっとかね。店長さんの替わらしたからかね。そげんなら不公平じゃなかじゃなかですか。これは、法のもとの平等ち、確か、憲法14条に反すっとじゃなかですか」ち、万引きして補導された生徒が言うのとなんも変わらんとじゃなかね。



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職員会議の議事進行のルールを改変して常識を疑われた話

ある公立学校校長:
福島(瑞)先生(仮称)から、先日校長たる私が決めました「職員会議の議事録を所定の様式に従い残す」ということに関して、(1)その内容が管理職側と他の教職員との信頼関係を損なう恐れがあり、自由闊達な意見交換を難しくしかねない。また、(2)校長が決めた決定を一方的に押し付けるという形態は、職員会議の運営の規則に関しては職員会議の多数決で行うという教育条理と慣習法に反する疑いがある、というご指摘がありました。


これについて、教頭に指導主事を通して市教委ならびに県教委に職員会議をめぐる法規と判例をしらべさせましたが、福島先生のおっしゃる(2)教育条理、若しくは、慣習法に違反するという事実は確認できませんでした。また、(1)の点は、何が話し合われたか、何が連絡されたか、どんな問題をこの中学校がその時々で抱えていたかを皆が何時でも確認できる共通のデータベースを残すことが福島先生の仰るように、「校長を含めた全教職員の間の信頼関係を危うくする」「自由闊達な意見交換が難しくなる」とは私は考えません。


よって、当初の方針通り、今日の職員会議から議事録を作成することにいたします。福島先生何かコメントはございますか?


福島先生:ΘΦΨΥΠΜΚΔΣΓΦδβγζ


ある公立学校校長:
職員会議に校長の管理権限を上回る効力があるなどということは、福島先生もお認めになられたように法律に明記されているものではありません。ではそれは慣習法か? これもありえません。(「国権の最高機関たる国会」や「司法権の独立が保障されるべき裁判所」が独自の慣例を慣習法にする場合はいざしらず)行政の管理行為、就中、組織法的な領域に慣習法が入りこむ余地は少ないからです。更に、学校現場における指揮命令系統を定めた明文の法規がある以上、(法規の不在、もしくは、諸法規の衝突に起因する法の欠缺が生じている場合に、裁判官が「自分が立法者ならばこのような内容のルールを定めるであろう」という内容の規範を、就中、私法的の紛争事案の解決に際して用いる補助的・限定的な法源としての)「条理」などはこのケースで考慮される余地は全くないでしょう。


ならば、今まで職員会議の議決を学校管理運営の方針決定の必要な条件でもあるかのような事実が継続してきたということは、今までの校長が自分の判断をする参考に職員会議の議決を極めて重要視してこられ、結果的には、当該の校長の判断がほとんどすべて職員会議の議決と一致してきたということであろうかと思います(苦笑)。それは、しかし、先程申し上げたように、10,000件積みあがろうと「慣習法」にはなれないものなのです。


また、「議事録が取られ残されることになれば、職員会議で自由に意見交換ができなくなる、そうなれば、教師の教育の自由が侵害される恐れがある」とは、私の受け入れられる論理ではありません。極論すれば、自由な議論をするために職員会議はそもそも存在するのではなかち思う。子供達のため、地域のために学校が抱えている問題を出し合い、それに対する解決案を提示するために職員会議はあっと。なら、職員会議でその目的のために発言すっとに何の遠慮もする必要はなかろが。


我々は、教育現場をあずかる地方公務員として行政の指揮命令系統に則り、国民・市民から寄託された権限と予算を適正に使用しつつ組織として組織の目的を達成しょっとじゃけんがら、定まったテーマに対して定まった権限と方針にのっとって自由に活発に議論しまっしょう。この意味での自由な議論のために議事録を取る事が弊害となるとは到底思えんと。


是非、友達意識より、同僚意識をもってもらおうごたる。そして、教師の教育権なるものは、私の理解ではこのような行政の指揮命令系統の指示に従い、学校長を中心とした組織の運営方針に合致するベクトルの上に乗ることにより始めて、行政からも管理職からも、また、父母や地域からも尊重される実質的な権利になっとじゃなかでっしゃろか。私はそう考えとっと。福島先生この理解に基づいて今日から職員会議の運営を行います。よろしいですね。


福島先生:κξλψЩЁЖФДЯЭЮЫ


ある公立学校校長:
今、福島先生から「それでも地球は廻っている」という有り難いご発言がありました。確かにこのルールは私が校長をやっている限りのものでしょう。けれども、私が校長をやっている間はこのルールでやらせていただきます。福島先生。今後、貴殿がどこぞの学校で校長になられたら別のやり方をやられればよろしい。それだけです。では、本日の主な議題の討議に入っていきましょう。


★後日談:
福島先生は残念ながら、生徒へのセクハラ、生徒の母親への不適切な関係強要事件でほどなく退職されたらしい。日教組先生のセクハラ事件は、私が日教組に批判的なせいかもしらないけれど、非教組の先生方に比べ格段に多いように思われる。




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日の丸・君が代騒動

ある公立学校校長:
我が中学では今までどおり、卒業式と入学式には日の丸掲揚と君が代の斉唱を行おうち思うとっとですばってん。KG中学から今年転勤してこられた(日教組の分会長やリーダーもやっている)菅先生(仮称)と鳩山先生(仮称)から、「押し付けられた日の丸、君が代は、子供達の自由な国家意識の形成を保障した教育基本法に反する。土台、愛国心なるものは強制すべきものではない」ち意見が出されたとです。


私は、菅先生のお考えには到底同意できんですばってん、大人が日本とか国家に対していろいろな考えを持つことは自由くさいち思います。しかし、日の丸・君が代に子供達を人生の節目節目でふれさせんちゅうこっもまた、ある特殊な国家観を子供達に強いることじゃなかろうかち思うと。また、【旧】教育基本法も国家の法規である限り、国家の存在と国家の尊厳をその前提に置いていることは明らかじゃなかかち思います。菅先生、鳩山先生こん説明でよかですか?


鳩山先生:℃★§☆∞♯Å♪‡∬√
菅先生:▲πΩ◆√∫φÜ^^♫♬υ∞


ある公立学校校長:
ただいま鳩山先生と菅先生から、「外国の人達が日の丸をどんな気持ちで見上げ君が代をどのような気持ちで聞くのかに思いを馳せよ、また、空襲にあい、戦地で苦労した世代の親、まして、祖父母もまだ少なくないのだから、彼等の気持ちを考えると日の丸掲揚と君が代の斉唱はいかがなものか」というご発言があり、昨年、長崎大学を卒業したばかりの蓮坊先生(仮称)から「戦争に行った人が嫌な気持ちになるのなら、ピアノの伴奏は辞退したい」というお話がありました。


私たちは、近隣諸国の人々の気持ちを忘れるべきではなかでしょうが、地方行政の一斑を担っていることからみて、まずは、日本のそしてこの学区の子供達に日本人としての誇りと自信をもってもらうことが優先すっとは明らじゃろうち思います。また、戦争に行った人が日の丸・君が代にどんなお気持ちを現在持っておられるかはそんひとそれぞれでっしょう。シベリアで抑留生活を送られた綿貫先生(仮称)例えば、先生は、日の丸に対してどげんかお気持ちば持っとんなはっですか、よかなら、蓮坊先生のような若い同僚のために一言体験ば語ってはもらえんじゃろか。


綿貫先生:
校長さん、あたしも組合の幹部ば長ごうやっとったばってんくさい、日の丸の掲揚には反対すーごつはなか、そげんか気持ちにはならんと。あたしが、シベリアから帰国ば許されて船で日本についたときにくさい。まだ遠くからじゃったばってんがら、日の丸ん旗の見えたときには、涙んづっごつ嬉しかった。ほんなこつ嬉しかったですばい。


ある公立学校校長:
あたしゃ職員会議の議論や議決はあたしん判断の資料と位置づけております。日の丸掲揚と君が代の斉唱は例年通り行います。蓮坊先生が演奏の辞退ばさすなら、それは、職務命令の違反ちなっと、そばってんがら、だっでん、ひとに強いらるっとは屈辱的でもあろうし腹も立つじゃろ。また、強いる方も気持ちんよかもんじゃなか。そして、気持ちよく弾いてもらえんごたっとなら、卒業生にも新入生にも父母にも失礼。まして、君が代と日の丸に失礼。


幸い、理科の小池(百合子)先生(仮称)と数学の丸川(珠代)先生(仮称)が、なんなら自分達が伴奏したっちゃよかち申し出てくれとらっしゃるけん、次の会議までに考えとってくれんね。これで今日の職員会議は終わります。


★後日談:
シベリア抑留引揚者の綿貫先生の体験談に感動した蓮坊先生が快く君が代伴奏を引き受けてくださった。

めでたしめでたし。



・教育基本法改正を求める理由☆30年前の現実と現在
 http://kabu2kaiba.blog119.fc2.com/blog-entry-152.html?sp


・教基法改正反対運動で職場放棄した<教育を放棄した教師>に鉄槌を!
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/14952bc23060e1e5e23dc379036662fc



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