海馬之玄関amebaブログ




第53回「日本レコード大賞」受賞に引き続き、第26回「日本ゴールドディスク大賞」もゲットー! AKBの快進撃が止まりません。実際、昨年、<2011年3月11日午後2時46分>の年の初夏、無為無策の民主党政権のする節電の呼びかけを嘲笑うかの如く真夏に向かう日本列島を一入熱くしたAKB総選挙。


つらつらブログを覗くに、年を越したというのに<祭り>の余韻が漂う気配もなきにしもあらず。

そして、今年のその<祭り>の予感もひしひし・・・。


昨年は、由紀ちゃんと麻友ちゃんだったけど、

今年は、敦子さんと志津香ちゃんも応援せねば、っと。


( ..)φ( ..)φ( ..)φ



と、個人的な「選挙運動計画」は置いておいて、本稿では、前回の総選挙直後にアップされた、ブログ友のきつねのしっぽ姉さんのコラムを転記させていただきます。蓋し、関心が消えたわけでもない。さりとて、目の前で飛び跳ねる現象に目を奪われるわけでもない。そんな、余韻と予感の狭間の<今>がこのコラムを俎上に載せる好機と思ったからです。



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いずれにせよ、AKBという<窓>から見える日本の社会の今の風景。きつねのしっぽ姉さんの記事はその風景を反芻するための格好の補助線ではなかろうか。そう私は思いました。


海外報道でこの<窓>自体の大枠を復習しておきましょう。



 б(≧◇≦)ノ ・・・プチ、タァーイム・スリップ!
 б(≧◇≦)ノ ・・・バック・ツーseven months ago













◇Maeda back as AKB48's No.1

AKB48's Atsuko Maeda made a comeback Thursday after being voted the most popular member of the all-girl pop group, dethroning 2010 winner Yuko Oshima.


"I'm really happy. I'll do my utmost," a tearful Maeda, the 2009 champion, said during an internationally televised award ceremony at a packed Nippon Budokan gymnasium in Tokyo. Oshima, 22, came in second.


Maeda, 19, won most of the votes cast by the group's fan club and purchasers of the group's latest single. Yuki Kashiwagi, 19, came in third, advancing from her eighth-place finish last year.


The annual vote, which was shown in 86 movie theaters across Japan and televised in Hong Kong, Taiwan and South Korea, selected 21 members for AKB48's 22nd single due for release in August, from about 150 candidates, including those in similar pop groups, such as SKE48 and NMB48.


(Kyodo, June 11, 2011    



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◇前田、AKB48のトップの座を奪還

AKB48の前田敦子が、木曜日【6月9日】、投票の結果、この人気女性グループの中で最も人気のあるメンバーに選ばれた。2010年度の勝者・大島優子を退けた上での、トップの座への返り咲きである。


「本当に嬉しいです。これからも自分の全力を尽していくつもりです」と、2009年度の勝者でもある前田は歓喜の涙を流しながらそう答えてくれた。東京にある超満員の日本武道館で行われた、そして、海外にもTV放送された授賞式でのこと。他方、大島優子(22)は2位だった。


前田(19)は、AKB48のファンクラブメンバーとAKB48の最新のシングル曲の購入者からの投票の中で最も多くの支持を集めた。また、柏木由紀(19)は3位に入り、昨年の8位から躍進した。






年に一度のこの選挙の模様は、日本全国の86もの映画館で同時上映され、また、香港・台湾・韓国でもTV放映された。この選挙には姉妹グループのSKE48とNMB48のメンバーを含む総勢150人程の候補者が立候補したのだけれど、総選挙の結果、8月発売予定のAKB48の22枚目のシングル曲を歌う21人のメンバーが選考された。    


(Kyodo, June 11, 2011



なるほどね、と。

と、情報をお浚いしたところで、

以下、きつねのしっぽ姉さんの記事紹介。うお座



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おばさんは・・・
2011/6/16(木) 午前 10:30







このところ世間を騒がしている
某東京地方の女の子の総選挙。

順位が発表されて号泣する女の子や、
抱き合う女の子。

なんだかなあ。
年のせいか、

元来の性格のせいか、
なんか悲しくなってしまった。

女の子って
すごい商品なんですね。


私の娘があそこにいたら、
順位が良くても悪くても

見ていられないだろうな。
あんなの(吐いちゃいそう)。

遊郭の女郎さんたちを
見てるみたいな気分になった。

お金持ちのパトロンがつけば、
一等賞になれる。

いわゆる身売りはしてないけど、
なんか吉原みたいだな。



海馬之玄関amebaブログ それにしても本当に
秋元○は金儲けが上手いと思う。

一緒になって乗っかってもうけようとする大人たち、
それにすっかり乗せられる若者たち、

そして彼女たちにあこがれる
アイドル志望の女の子たち。


今の日本における経済活動としては
大いに評価されるのでしょうけれど、

なんか人間性を失っているような気がするのです。
だってこれってただの品評会でしょ?

ミスコンみたいに上位何名なんてのなら
まだ仕方ないかなって思うけど、

なんかやだなあ、って
おばさんの独り言でした。
 

http://blogs.yahoo.co.jp/kitunenoshippowind/36980727.html





そうですね、でも、

きつねのしっぽ姉さん、確かに、

まあ、そうでもありましょうが、

御説ごもっとも、御意ではありますが・・・。



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б(≧◇≦)ノ ・・・柏木由紀ちゃん<神7>を突き抜けての3位、おめでとう~♪


と、

と、いえ、まさか、


仕事をサボって、

総選挙の開票状況をチェックしていたなんてことはありませんでしたよ、多分。


ここで、幕間に何気に「柏木由紀」と特記したのは、

柏木さんが鹿児島のご出身ということで九州出身、

広い意味の同郷人の親しさを感じたからにすぎません、多分(汗)



б(≧◇≦)ノ ・・・大家志津香ちゃん29位に躍進おめでとう~♪
б(≧◇≦)ノ ・・・2012年はTop20位入りだぁー、頑張ろう、大家志津香ちゃん~!


と、我ながら「不規則発言」が多いなぁー、このエントリー記事(汗)

と、私が密かに応援しているもう一人のAKBメンバー、

その、大家志津香ちゃんも福岡県出身だったりします。



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しかし、その私は、この「総選挙」の1週間くらい前まで、柏木由紀ちゃんと渡辺麻友ちゃんの区別もつかなかったくらいの人だったりもします。



それにしても、なんで、

なんで、

なんで、


なんで、あんな普通の女の子達に、

なんで、世間が大騒ぎするのか?








なんで、あんな普通の女の子達に、世間が大騒ぎするのか?


この言葉。私の記憶が確かならば、この言葉は、そう、それは忘れもしない1978年4月4日の後楽園球場(現東京ドーム)。今から30数年前のことになるキャンディーズ・サヨナラ・コンサートで、コンサート会場の警備をしていたという50代男性が汗を拭き拭き取材記者に語ってくれた感想として、確か、翌日の朝日新聞の記事「キャンディーズ サヨナラ・コンサート」「三人娘に若者五万人」「後楽園で熱狂の大合唱」に載っていた言葉と寸分違わないものだったと思います。


「なんで、あんな普通の女の子達に世間が大騒ぎするのか?」、と。


而して、これまた確か、古代エジプトの石盤には、


最近の若い者はなっとらん!


と象形文字で記されているとか柳田国男が書いていた。ならば、「なんで、あんな普通の女の子達に世間が大騒ぎするのか?」という問は、世代間コミュニケーションの齟齬や乖離として、ある意味、そして大きく言えば人類史に普遍的なものなのでしょうか。閑話休題。



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要は、あらゆるビジネスが社会に内在するなんらかの情報落差、単なる情報の量の差だけではなく情報に対する解釈や評価という情報の情報における落差に起因するとするならば、<AKB48という現象>はそのような人類の現存在にとって普遍的な情報の齟齬や乖離にビジネスが逢着しただけの現象なの、鴨。


そう考えれば、世代間コミュニケーションの齟齬や乖離の揺らぎを追い風にした<AKB48>は、ある意味、ビジネス的には定跡どおりの展開にすぎないの、鴨。AKB48と宝塚の違いは単にマーケティングの差なの、鴨。つまり、普通は舞台裏の事柄であろうアイドル自身の営業活動とそのノルマを、制度化し、行事化して、畢竟、舞台上の事柄にして、積極的に儀式化した点が斬新と言えば斬新だけれども、そのAKB48の斬新さもあるいは、例えば、アムウェービジネスやCLUB MEDのビジネスとそう大きくは変わらないの、鴨。






ただ、情報に対する解釈や評価の落差、要は、ある任意の情報に含まれるどのような記号論的な差異性に人間が積極的に反応するかの違いという点まで遡行するのならば、<AKB48>は、「可愛いさ」を何に対して感じるかという日本人のDNAシステム(?)と、加之、(それは賭け事の快楽と通じる、なんらかのことに差異を見出すことの快楽、人間の現存在性にビルトインされた、謂わば)「差異化の愉悦」との複合現象なのでしょうかね(笑)。



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総選挙の1週間くらい前まで、柏木由紀ちゃんと渡辺麻友ちゃんの区別もつかなかった私が言うのだから間違いない(?)と思うのですが、容姿端麗さとか、スタイルとかの<勝負>なら圧倒的に、AKBのどのメンバーに比べてもAKBメンバーと同世代の佐々木希さんとかが図抜けているはず。


賭けてもいいですが、佐々木希さんと、例えば、柏木由紀ちゃんや前田敦子さんの画像見せたら、男女を問わず(極少数の、アメリカの競争社会からの逃走願望を抱いている「オリエンタルマニア」は別にして、)アメリカ人の100人中96人までは佐々木さんが可愛いと言うと思いますけどね。いや、98人かな。



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・・・と、思ってたら、なんと、米映画専門サイトインディペンデント・クリティクスが選定・発表する「最も美しい顔100:MOST BEAUTIFUL FACES 2011」でランクインした二人の日本人の一人が希さん(71位)とのこと。ちなみに、もうお一人の「世界標準の美人」は蛯原友里さん(92位)。


と、書いて更にネット検索で「裏を取」っていたら、希さんはこの同じランキング(MOST BEAUTIFUL FACES 2010)で前回も33位だったとか。やっぱりね、と。閑話休題。










佐々木希ちゃん



でも、AKB48の人気は絶大で止まる所を知らない。あの13世紀のモンゴル帝国の勢いもかくばかり、16世紀のオスマントルコの快進撃を彷彿させる、現下のこの<AKB48シンドローム>の基底には、やはり、「普通の可愛い子が好き」という日本人のDNAが横たわっているのでしょうか。


大急ぎで補足しておけば「日本人のDNAシステム」とはあくまでも比喩的の言葉遣いであり、正確には、日本人が慣れ親しんできた生態学的社会構造(自然を媒介として人と人とが取り結ぶ社会的諸関係の総体)の一斑と解すべきなのでしょうけれどもね。そう、その一斑としての美意識のその構成要素ということ。


とかなんとか、なにやら「難しげ」なことを認めましたが、
正直なところ、よく分かりません。



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